posted by 渡月・トワヤ
at 15:50:27 │
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また急に、ガクンと冷え込んだ感じだ。
びゅうっと吹きつける北風に思わず首を竦めたりして、
あぁ、冬だなぁ…なんて感慨ひとしお。
冬が好き。
鼻や耳たぶ、膝こぞうが赤くなっちゃったりするけれど、空気がとんがるようにきらきらと澄むからか、
明け方の空の色も、星空も、四季で一番美しい季節だと思う。
地元は海風がきつかったけれど
鎌倉は、山の方からの風がきついみたいだ。
びゅうっとまた、風が吹く。
「うぅ~~~~」
ボクはマフラーを抑えながら、目を瞑って、北風を満喫。
先日、実家から届いた冬服の段ボール箱はまだ片付けきっていなくて
必要なものを必要な都度引っぱりだして着ているけれど
さすがにもう片付けないとだ。
明日からは連休。
別段予定は入れていないけれど買物にはいきたい。
天気予報じゃ、連休の中日に雨が降るらしいから、
その日は部屋に篭って、がっつりとクローゼットの衣替えをすることに決める。
欲しい本やCD、DVDも気づいたら欲しい物が増えちゃって、あぁ、どうしよう、と贅沢な悩み。
まぁ、お財布と相談が大前提だけど、
あとで部屋に帰ったら、欲しい物リストを作って優先順位を決めておこうっと。
欲しい物があるって、なんだかワクワクしちゃうなぁ!
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posted by 渡月・トワヤ
at 19:35:07 │
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ケーキ屋の白い小さな箱を携えて、ボクは帰宅した。
守衛のおじさんに「ただいまっ!」っていつもどおり挨拶もしたし、
エントランスを歩いてる間は、うん、いつもどおりに振舞ったぞ。
でも、もう駄目。
エレベーターの扉が締まった瞬間に、目はきらきら、頬はにまにまが止まらない。
あぁ、晩飯はうどんとかの簡単なのにしちゃって、早くデザート食べようー!イェーイ!!
:::::::::::::::::::
宣言に違わず、晩飯は煮込みうどんにした。
急に寒くなったから、あったかいのが欲しかったんだ!←
テレビは消して、音楽をかける。
今日の気分は、イージーリスニング。
五十鈴から「良いよー!」って薦められたCDだ。
うどんをちゅるりっと食べ終わると、
そわそわする心を抑えてコーヒーをゆっくり淹れる。
座卓の上には、白いケーキの箱と、先日届いたケーキ皿。
甘い物を食べる時には、コーヒーは濃い目が良いから…マンデリンをチョイス!
深いコクがある豆で、甘いものとの相性も良い。
そうそう。この前、チョコのお供にした時は、
香りが一層フルーティになって、嬉しい驚きを齎してくれたんだよねー…
コーヒーが落ちる間に、うっとりと先日の甘い記憶を思いだしつつ、
皿へケーキを出した。
じゃじゃじゃーんな気分だ。
ふふふっ!
思わず頬が緩む。
栗の渋皮入りのモンブランか、フルーツタルトかで、
ケーキ屋の店頭でうんうん唸って迷ったけれど、結局フルーツタルトを選んだ。
葡萄やオレンジ、ベリーの色がすっごく鮮やかだったし、
コーティングしているゼリーのおかげで、キラキラしてたから…!
(ショーケースを覗きこんでたときに、思わず腹の虫が鳴いたのは内緒だ)
ピーッピーッ!
2回電子音が鳴る。
お気に入りのカップにカフェオレを作り、さて…
「いっただっきまーーーっす!」
posted by 渡月・トワヤ
at 21:59:59 │
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結社棟の横を通っていたときのこと。
ボクはふと、ふわりと薫るような、風の色に気づいた。
「風なんて見えないじゃないか」と言われてもしょうがないんだけれど、
それは目で見える色ではない、ということだけ言っておこう。
ともかく、この時期にこの風の色は、とても珍しい。
一体どこから吹いているのだろう?
ボクは風の吹くほうへ歩きだした。
:::::::::::::::::::
風だけを頼りにして辿り着いた場所は結社棟の一角。
「…こんちはー」
ボクは臆することなく、扉を開けた。
気になったことに背を向けるなんて、性に合わないもの。
とそこにいたのは、茶色のロングヘアをハーフアップにした女の子。
年齢はボクと同じぐらい…かな?
「うん…?見ない顔だね」
振り返った彼女は、ボクを一瞥し、何か用か?と訊ねる。
あぁ、そうか。
この立地条件を考えれば、此処が結社だということは、火を見るより明らかだ。
「あーととと…実は入団したいんだけど!」
考えるより先に、口が動き、ボクは帳尻を合わせるように、にっと笑ってみせた。
「あぁ、そういうこと」
彼女も合点したように微笑んで、
「ようこそ『幸せの翠風』へ。歓迎するよ」
ボクへと手を差し出してくれたんだ。
いきなり入団を許可されるなんて思ってなかったから、「へっ!?」と鳩が豆鉄砲を食らったような顔をしたボクに、彼女は
「あたしが2代目団長を預かってんだ」
とくすくす笑った。
あぁ…なるほど。
それから、彼女に案内され談話室へと赴く。
その場にいた団員へ向けて
「新規の入団者さんが来たぜ」
とボクを紹介してくれ、ボクも「どうぞよろしくな」とぺこっと頭を下げる。
新しい出会いがまたここから始まる。
期待に胸を躍らせるボクはその時、きらきらと煌く翠色の風を纏っていたに違いない。
posted by 渡月・トワヤ
at 23:59:58 │
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「話が早い!」
今まで意識したことがなかったけれど、
その言葉はボクにとっての、すっごい褒め言葉らしい。
posted by 渡月・トワヤ
at 23:59:59 │
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空子の誕生日~白に彩~
(ボクのプレイングはこちら)
日曜日の夜。
晩飯を食い終わり、皿を片付けようかと立ち上がったところで、インターホンが鳴った。
こんな時間に誰だろう?
このマンションにはいつも守衛のおじさんが詰めていてくれてるから、
よほど変な人が入ってきて悪戯をするということがない。
ボクは思い当たる相手はいないものの、安心して受話器を上げた。
:::::::::::::::::::
インターホンの相手は、守衛のおじさんだった。
ボクは少し拍子抜け。
おじさんは「小包が届いたよ」と教えてくれたんだ。
生ものじゃないから、トワヤちゃんの都合の良い時で良いからね、とも言ってくれたけれど、中身が気になるじゃないか…!
「もうちょっとしたら、取りにいくよぅ!教えてくれてありがとうね」
ボクはインターホンを置き皿を手際良く片付けると、サンダルをつっかけて守衛室へ。
「はい、これね」
ありがとう、と受け取りつつ、小包が思いの他小さくて驚いた。
大きさから言うと、CDや本が入っているぐらい、かな。
赤い「ワレモノ注意」のシールが貼ってある。
しかし、通販で買ったCDはこの前届いたところだし、他には荷物が届くアテがまったくない。
送り主の名前は、とある会社の名前で、見覚えがない。
宛名は確かにボクの名前なのだけれど。
「…うーむむむ?」
少しやり場に困ったけれど、まぁ、ボク宛には違いないのだ。
開けたって、文句は言われないだろう。
「ありがとうね、おじさん!あぁ…そうだ。これ。いつもお世話になってるからー」
実家から届いたアジの一夜干しを数枚、おじさんにもお裾分けして、ボクはまた部屋へ戻った。
包みを慎重に開く。
万が一、間違いだったら、こそっとそのまま戻してしまおうと思って ←
新聞紙とプチプチに包まれて出てきたのは、白い皿だった。
…あ!
これは先日、近所の公園であった陶器市で、ボクが絵付けをしたお皿だ。
主催者側で絵付けを施された皿を持ち帰り、釉薬を塗って仕上げの焼き付けをしてくれたものだったのだ。
そういえばあの日、住所と名前を書いた紙を皿に添付していたんだ。
「後日送りますね」って、説明をしてくれたおじさんも言ってくれてたのに、すっかり忘れていたよ…!
自分が描いた絵が、ちゃんと皿に乗っている。
蔦と花を絡ませて、アールヌーヴォ調にしてみたもの。
市販の物に比べたらそりゃ拙くて恥ずかしいけれど、誰に見せるわけでもない。
梱包を取りはずして、ざっと洗い、先ほどの夕食の食器と共に乾かしておく。
使うのもったいない気もするけれど、
明日はケーキでも買って、これで食べてみようかなぁ…!
秋だからモンブランかな。
渋皮入りの栗灰色のが好きだけど、
果物たくさんのタルトも捨てがたい。
どこのケーキ屋で買おうかな~なんて、そんなことまで思って、一人ニマニマ。