posted by 渡月・トワヤ
at 12:30:30 │
EDIT
夜になっても、胃がキリキリと痛かった。
ただし、間違っても心労などではない。ありえない。
原因は多分、今日の昼飯。
PR
:::::::::::::::::::
今日はなんだか無性に米を食いたくなって、ボクは学食で唐揚げ定食を注文した。
学食のメニューは、食べ盛りの生徒たちの胃袋を満たすために、巷のレストランより1.5倍の量は軽くありそうなのだ。
念のため、おばちゃんに「ご飯少なめでね!」と念押しをしたものの、それでもかなりガッツリ。
トレイを持ったまま席を探している時に、ちょうど傍を通りかかったクラスの男子には
「それじゃちょっと少ないだろ」って言われちまったが、
「テメェと一緒にするな♪」とにっこりやり返す。
親の教えで、ボクは食い物を粗末にすることはしない。
出されたものは、すべて有り難く頂戴するように心がけている。
しかし…目の前のこれは、ハンパない。
ふと見慣れた背中が目に入った。
「よぅ、食べ盛りクン、ご機嫌うるわしゅー!」
声を掛けながら隣の席に腰を下ろし、顔を上げた寒露ににっこりと笑ってみせる。
そして次の瞬間、彼に有無を言わせないほどの素早さで、
ご飯と唐揚げを、彼の皿に追加してあげるのだった。
「いつもありがとのお礼だよー」
にっと笑ってみせると、
しょうがないなぁ…と半ば呆れ顔で、それでも寒露はそれを全部平らげてくれる。
それでもこの量は、やっぱりハンパない!
昼からは、胃がもたれちまって、どうしようもなかった。
唐揚げ、美味しいから好きなんだけど、食べすぎ注意だぜ!
…ぅうっぷ(失礼
posted by 渡月・トワヤ
at 16:46:21 │
EDIT
気分はコロコロ変わるモンだ。
オンナゴコロと山の天気って言うじゃないか←
ふらふらっと散歩中。
いつも以上に気まぐれに曲がり角を曲がって歩いていたから、
どこをどう通ったかわかんないんだけど、とても素敵な場所を発見しちまったのだ!
こんな素敵な場所があったなんて、ちっとも気づかなかった。
どうしようかなぁ…と思案したものの、潔く生きるのが漢の本分なんだ。
やりたいと思ったことをやらないで、何が楽しいんだ?
飛び込んでみて判ることって、多い。
やったもん勝ち、万歳ー!(ぴょんと門の敷居を跨ぐ
ところでボクは、ちゃんと自室に戻れるのだろうか。
この歳で、交番の世話になるとか、そういうのは極力避けたいんだけど…!
posted by 渡月・トワヤ
at 15:30:30 │
EDIT
自分の中では、9~11月が秋、12~翌2月までが冬という位置づけなので、
今はまだ秋。
今週初めにかけての冷え込みは、ニュースによると例年12月上旬の気温と匹敵する最低気温だったとか言っていたけれども。
うん、今は晩秋。
放課後、ガッコ近くのカフェで本を読んでいると、背後からボクを呼ぶ声がした。
振り返ると、ケーキセットのトレイを持ってまいおが立っている。
「おぅ、久しぶりだなぁ」とボクは笑って、向かいの席に座れよと促した。
「トワヤさん、今は秋だよね?」
椅子に腰掛けるとほぼ同時に、心なしかしょんぼりしたように訊ねてきて。
「うん。そうだよ。まだ秋だ」
どうしちゃったのかなぁ、なんて少し心配になりつつ、話の続きを待つ。
「秋だよね…!」
まいおはボクの言葉に背中を押されるように顔を上げて、もう一度確認する。
彼の目が、きらきらしだしたような気がした。
「うん、秋だよ」
その表情がかわいらしかったので、ボクは思わずにっこり笑って、頷きながらもう一度答えた。
「じゃあ、芸術の秋ということで、アートフェスに一緒に行こうよ!」
一枚のチラシをボクに手渡しながら、まいおは先ほどの登場時とうってかわって、満面笑顔。
…まさか、そう来るとはね!
東京、渋谷区。
代々木公園から渋谷界隈にかけて、一大アートフェスティバルが行われるらしい。
世界各国から集まった人たちによる、手作りのお祭り。
かなりの規模らしいけれど、なんと入場は無料だそうなのだ。
チラシには、イベント会場の見取り図が記載されていて、
民俗音楽やバンド演奏が行われるステージ、民芸品の展示や世界各国の料理のブース、大道芸が行われる広場などが会場にちりばめられている。
「へぇ…面白そうだなぁ」
そういうボクを見て、満足げにまいおは頷いた。
チラシを見つけた時に、アートものが大好きなボクとすぐイメージが繋がった、というから、
ボクが食いついてくるのは、想像に容易かったろう。
「良いよ、一緒に行こう!」
にっこり笑って了承する。
そうとなれば、どこを見て回るかということに、しぜんと話は進むわけで。
「うーん。民俗音楽…アートマーケット…」
参ったな、どっちも興味があるけれど、時間的に余裕があるかどうか。
頭を掻いて唸っているボクに
「いっそ、システマティックに両方回っちゃおうよ」
と畳み掛けるまいお。
それだと、どちらも中途半端になりそうで、あんまり乗り気になれない。
「やっぱ、アートマーケットだな、うん!」
決めたボクの言葉に
「予定調和!」
まいおは指をぱちんと鳴らして、嬉しそうに笑った。
それからボクらは、とっぷりと陽が暮れるまでそのカフェに居た。
チラシを眺め、infobookで色々探しながら、
「あれがいいね」「こういうのもあるよ」と欲しい民芸品の数々に話を咲かせるのだった。
posted by 渡月・トワヤ
at 23:59:59 │
EDIT
夕食の後、ボクは隣人の部屋へ遊びに来ていた。
二人つるめば、いつもみたくしょうもない話に花が咲き、わははとバカ笑い。
しかし、カナメはやけにソワソワして落ち着かない様子で
時計や郵便受けをちらちらと気にしているなぁ…なんて思っていたら案の定だった。
「あぁ、そうや。今日新しい兵器を発注したで」
彼はコーラを飲んでから、嬉しそうににっと笑う。
「あぁ、そうなんか!そりゃ楽しみだなぁ」
それでさっきから、そわそわしてたんだな。
ボクも合点が行って、にんまりと笑い返した。
「この前、ボクがブーメランを発注した時も思いのほか早く届いたから、きっともうすぐ届くさ」
そんなボクの言葉が届いているのかいないのか、カナメはかなり気も漫ろ。
:::::::::::::::::::
それから暫く後。
ことん、と郵便受けに音がした。
はっとするボクらは、ほぼ同時にドアに注視し、
もう次の瞬間には、カナメは飛ぶように郵便受けを開けていた。
「うぉぉ!!届いたで!!」
カードが2枚。
さっそくイグニッションすればそれは、さながら昔から使いこんだかのように彼の手に馴染んで収まっている詠唱兵器。
「おぉ、おめでとう!!」
飲んでいたコーヒーの缶を「カンパイ!」と祝杯よろしく掲げてみせる。
「あぁ、えぇなぁ、これ!」
彼はよほど嬉しかったんだろう。
その場で突然、素振りを始めるから。
ボクは(まぁそんなことはないと信じたいが)間違って殴られたりしないよう、壁際にこそこそっと避難。
素振りを続けるカナメはすっごく嬉しそうで、見ているこっちまでなんだか嬉しくなってきて。
しばらくカナメを眺めて、にまにま頬が緩むのを隠せなかった。
「こうなると試し打ちしたくなるだろ?」
ボクはポケットに、カードがあるのを確かめながら訊ねた。
「おぅ!今からちょっと行ってくるわ」
「それでこそ!
ボクも一緒についてくよ。その威力、しっかり見せてもらうぜ?」
にっと笑ってボクも立ち上がり、靴を履いた。
ボクらはそれから、夜の闇へと向かう。
そして大暴れさ!(主にカナメがな!)
posted by 渡月・トワヤ
at 16:04:41 │
EDIT
暦の上では、秋はまだ真ん中を少し過ぎたくらいだけど、もう足音が聞こえてる。
冬の気配。
カフェオレに入れる牛乳の量が少し減ったり、
部屋で履く靴下が毛糸で編んだやつになったり、
ぼちぼちコートを出そうかな、なんて考えたり、
おでんが食いたくなったり、
湯船に浸かる時間が、伸びたり。
赤くなった鼻の頭を「へへっ」と笑って両手で温めて
マフラーをぐるぐる巻き。
北風が吹くたびに「うぅ~~~っ」って肩を竦めて地団駄踏んで
吐く息は、白くって。
なんとなくウキウキしちまう、銀色の空。
寒いぶん暖かさが胸に沁みて、そのじんわりする感じが、とてつもなく好きなんだ。
うーん。
冬が好きなのは、
生まれた日と関係あんのかなぁ?