posted by 渡月・トワヤ
at 23:59:59 │
EDIT
テスト勉強そっちのけで、調べ物をしてしまった…!
…勉強はあとでやる、やりますよ。ハイハイ←
PR
:::::::::::::::::
「幾望」
キボウ、と読む。
十四夜の月の別称である。
幾、という言葉には「もう少し」という意味もあるそうだ。
幾つもの希望。
月満つるまでは、もう少し。
月には不思議な魔力が宿るという。
ボクもその魔力にあやかって、その名を冠した魔道書を得ることにした。
さぁて、勉強勉強!
テスト前ぐらいは、きっちりやっとかねーとな!
…とその前に、コーヒーを淹れよっと(いそいそとコーヒー豆を炒りだす
posted by 渡月・トワヤ
at 16:30:30 │
EDIT
「…あれ?」
もうちょっとこのままで居たら、きっとウトウトと午睡をしてしまいそうなけだるい午後。
"Flowers"と書かれた図鑑を眺めていたボクは、あるページで、その手を止める。
その花を見たことがないはずなのに覚えているという、なんとも不思議な感覚に襲われたからだ。
:::::::::::::::::::
紫がかった青色の、繊細な花弁が放射線状にひらひらと広がっていて
とても可愛らしい花がそれだった。
おかしいな、知らないのに、でも確かに知ってる。
うーん、と唸り、次のページを繰る手が、次へ行こうとして、また戻って、を繰り返し動かない。
名前は「cornflower」と記されていた。
聞いたこともない名前だったし、
実際「コーンフラワーって読み方で良いんだろうか」と悩むような、そんなレベル。
でもなんだか、この花を見ていると懐かしさがじわっと甦ってくるみたいで、自然、笑顔になっていた。
ボクはふっと思い立ってPCを立ち上げ、cornflowerの意味を調べてみる。
求める答えは、すぐに表示された。
和名、矢車菊というのが、それだった。
名前を知ったところで、なぜこの花がボクのこの心を掻き立てるのか、皆目見当がつかない。
「うーむ」
再び唸ると、本を開いたまま、ごろりと床に仰向けに転がって、少しひんやりする空気に目を閉じた。
・
・
・
いつの間にかボクは、そのままの格好で眠ってしまったらしい。
はっと気づいて、身体を起こす。
一瞬、此処がどこか判らず、まだ少し重い瞼の隙間から、きょろきょろと部屋の様子をうかがった。
それで、あぁ此処は鎌倉の紫陽花会館だったと思い至り、ほぅと息を吐いた。
もうこんな時間か。
ボクは開いたままだった図鑑を閉じて本棚に仕舞うと、
コインランドリーへ、洗濯物を取り込みに向かった。
その胸のうちにはずっと、小さく青い花が揺れている。
posted by 渡月・トワヤ
at 01:00:00 │
EDIT
黙示録に参加するようになり、本格的にアビリティの見直しをはじめる。
積み込めば良いわけでなく、より吟味して、高みへ。
量より質を取り、その分、防具に余裕が生まれる。
お気に入りのライダースジャケットタイプのワンピもクローゼットに仕舞って、高校の夏服に袖を通す。
寒さは気合いで吹き飛ばすのだっ!(ふんと鼻息荒く
兵器に関しても同じことが言える。
ブーメランは好きだけど…実戦では少々頼りない。
壁一面のブーメランコレクションに、機械仕掛の三日月と、殯ノ笛も加えた。
…うん。
心の整理をして、それから、書棚から取り出したのは、一冊の魔道書。
「イグニッション!」
手に取り念じれば、その本はぼんやりと淡く白い光を放ちだす。
それ自体に魔法の力が込められているのだ。
これなら、ボクの潜在能力を引きだしてくれ、いざというとき楯にもなるし、
面倒ならばいっそこれでシバいても良い←
さて、出掛けるか。
顔をあげて、ボクは一人、夜の闇へと向かっていった。
posted by 渡月・トワヤ
at 16:45:45 │
EDIT
昨夜寝付けなかったわりには、
今日一日、特に眠くなることもなく授業をこなすことができた。
「んじゃ、お疲れさーん」
下校時を告げるチャイムに背を押されるように、
クラスメイトに手を振って、ボクは早々に帰宅した。
ポストを確かめると、1通の封書。
差出人は母からだった。
なんだろう?
伝えたいコトがあれば、電話やメールで事足りるだろうに。
:::::::::::::::::::
部屋の鍵を開けると、締め切っていた部屋は少々暑く感じる。
季節は確実に秋へとうつろっていて、大気は乾き風がさらりと心地良い涼しさで、
淡く高い空、そこに浮かぶ細い雲を眺めながらの帰宅路はとても快適だった。
だからなお一層のこと、この部屋の空気は不快に感じるのかもしれない。
とるものとりあえず、鍵と鞄と手紙とを置きながら窓へ向かい、一気に開け放った。
風が、ひゅっと部屋へ舞い込む。
同時に、街の喧騒も遠く聞こえてきた。
ボクはほっと息を吐き出すと薄いカーテンだけ閉め直し、
部屋着へ着替えてから、さっきの封書を手に取った。
ぴりぴりっと糊を剥すと、中からもう1通、封書が出てきて。
住所は実家のそれで、差出人の名は中学校時代のトモダチからだった。
ボクはもう中学校の頃にはすっかり周囲から浮いていたし、それが日常だったから気にも留めてなかったけれど。
その子のことを知ったのは、ちょうど今時分の放課後の図書室だったっけ。
====
「渡月さん…?」
遠慮がちに近づいてそう声をかけてきた彼女のことも、誰かさっぱり判らなかった。
「そうやけど。キミ誰?」
読んでいた本がちょうど佳境に入ったところで水を差されたのと、
ボクと一緒の所を誰かに見られたら、面倒くさいことになるのとで、
ボクは鬱陶しそうに彼女に視線を寄越し返事をした。
「私、同じクラスなのになぁ」
苦笑して頬を指で軽く掻いた彼女をもう一度見上げる。
そういえば、この子。
体育の時に二人組でストレッチをする時なんかに、たまに相手をしてくれた子だった気もするけれど。
どうでも良かったからいちいち覚えちゃいない。
「あぁ、そうやったっけ…そんで、何か用?」
放課後の図書室なんて、よほどの物好きでもないと来ないから、ボクの格好の居場所で。
他に人が居ることなんて稀だったから誰かに見られたら…なんてことも、まぁあんまり意味のない心配ではあったんだけれど、さっさと会話を切り上げたかったんだ。
彼女はボクのつんけんした態度に負けなかった。
「渡月さん、本が好きやろう?私も好きなほ。
…そんでね、良かったら本の貸し合いっこしない?」
ボクは耳を疑った。寝耳に水とはこういうことか。
本当にびっくりしてしまって、言葉を失う。
「渡月さんて、皆が言うような人じゃないと思っちょるんやけどねー」
彼女はちょっと赤くなって、悪戯っぽく笑った。
ボクは「何言ってんの」と言い捨て、逃げるように家へ帰った。
次の日からの教室での彼女は今までどおりだったから、ボクは狐にでもつままれたような気になっていた。
でもやっぱり彼女のことが気になって、目で追う。
こうして眺めていて気づいたこと。
確かに彼女は他のクラスメイトと少しだけ違っていた。
ボクらの年頃は特に「一緒」だということに安心を求めるもの。
だのに彼女は人と違っても全く意に介した様子はなく、かといって浮いてしまわない絶妙な距離を保っていた。
彼女はいわゆる、オトナだったのかもしれない。
その後も彼女は懲りることなく、折に触れては放課後の図書室でボクにアタックを繰り返してきた。
結局、2ヶ月後ぐらいに、ボクは根負けした。
それからは、たまに図書室で落ち合い、本の貸し借りをするようになり、
ボクがあまり人前で話したがらないのを慮ってくれ(たのだと信じたい)
手紙を交換したいと言いだし、メールでも良いというボクに
「ちゃんと切手を貼ったのがいい」と押しきって、
態々ポスト経由で文通するようになった。
「こんなに情熱的な私がオトコやったら、トワちゃん世界一の幸せ者やろうねー!」
彼女が悪戯っぽく書いてた手紙が、やけに印象的で
ボクは時折思いだして、笑ってしまうのだった。
======
開いた手紙。
文面はこう始まっていた。
「トワちゃん、元気にしちょる?
一人暮らしなんて、ちょっとうらやましいなぁ。
あっ、この前、お母さんに聞いたよ。そっちで、友だちができたんだって?
ホントに良かったね!
私は○○高校に無事入って、文芸部に入部したんよ…」
お互いウッカリしてて、こっちの住所を聞いて&教えてなかったことも、
「それでも通じ合ってる!」と笑い飛ばしている。
久しぶりの手紙、変わらない彼女の文面。
そよ、と吹き込んだ風の柔らかさが、彼女の人柄とダブる。
返事を書こう。
ここでの暮らしのこと、たくさんの友だちに恵まれていること。
キミが居たから、今のボクが在るんだって。
たくさんのありがとうを込めて。
…ま、そんなこっ恥ずかしいこと、書いたりしないけどな!
posted by 渡月・トワヤ
at 01:30:41 │
EDIT
アレコレ考えて頭でっかちになるたびに、
動けなくなるのは毎度のことで
そんな己のことは良く解っているし、
だからとりあえずは、置いておけ。
サイコロは振ってみないと判らない。
(試験がもうすぐだとか、頭を悩ますものは、色々あるけれど)
だって、好きなんだから。
しょうがねぇだろぉぉぉ!(叫ぶ