posted by 渡月・トワヤ
at 16:30:59 │
EDIT
カフェで落ち合って本の貸し借りのついでに、音楽にも造詣が深そうなまいおに訊ねた。
「なんか、良い音楽知らねぇ?」
PR
========
夕食・風呂を済ませて寝るまでの間。
香を焚き、音楽を流すのが、近頃のボクのリラックス方法。
イージーリスニングなんかのCDも何枚か持ってるけれど、正直、飽きた。
地元にいる時は見向きもしなかった洋楽にもちょっとだけ目覚め、
歌詞なんてわかんなくても、カッコイイというだけで、流しておくにはちょうど良いことを知る。
「えぇとー…」
まいおは、携帯音楽プレイヤーを取りだして検索を始めているようだ。
「それ、どのぐらい入ってんの?」
好奇心から訊ねると、彼はにっこり笑って
「リピートなしで聴き倒せるぐらいだよー…です!」
と、えっへんと胸を張った。
自宅のPCには、メモリぎちぎちに曲のデータが蓄積されているとも言った。
へぇ…造詣は深いと思ってたが、すごいなぁ。
感心していると、あっと顔を上げ
「アンビエントなんてどうかなぁ…どうでしょう?」
差し出してきた片方のイヤホンを受け取って、耳へ。
流れてきた曲に歌詞はなく、低く低く一貫して穏やかに流れていく。
「インストゥルメンタルのことを、アンビエントってぇの?」
アンビエントなんて、初めて聞く単語だった。
やっぱボクは物を知らなさ過ぎるなぁ。
「環境音楽ってのかなぁ…ですかねー」
環境音楽?これまた初めて聞く単語だ。
環境破壊をテーマにしてるんだろうか?(帰ったらネットで調べてみよう…
そうこうしている内に1曲が終わり、ボクはイヤホンを彼に返した。
「けっこういいね。ぼんやりする時に流れててほしいかも」
今度、借りてみようと思ったので、聞いたアーティスト名を手帳に書き記した。
「また、トワヤさんの好きそうなの、調べてくるねっ…調べときますねー!」
手をぶんぶん振って、ボクらは帰路につく。
posted by 渡月・トワヤ
at 12:17:45 │
EDIT
肌身離さず持ち歩いている手帳。
夏至次候:菖蒲華(あやめ はな さく)
そういえば昨夜の三日月は、大きくて鋭くて、赤かった
<旬>
きゅうり、なす、とうもろこし、トマト(とうもろこしに赤ペンでアンダーライン
ぼちぼちオクラも。
冬瓜!鳥のそぼろあんをかけたんは美味い
魚なら、鯛…うーん。
干物→実家から送ってもらう
酢の物は定番>>ワカメとじゃこ。蛸もいい
・魚を焼いたの
・きゅうりの酢の物
・冬瓜の鶏そぼろあん
・ピーマン・人参・たまねぎのきんぴらor切干大根の煮物
posted by 渡月・トワヤ
at 14:59:59 │
EDIT
まいおと時折、カフェで落ち合っては、自分たちの本を貸し借りするようになった。
ボクから貸してあげるのは、小説や漫画がほとんどなんだけど、
まいおは変わったものを貸してくれる。
今回は、花の図鑑だった。
(ずっしりと重いので、今回はその1冊のみ)
実は、ボクは幼少の頃、多分まだ字もそんなに読めなかった頃から
本の類が好きで、良く眺めていたらしい(母の言)
一番の気に入りは、(今思い返せばそれは幼児用の英語教材だったのだけど)テキスト絵本だった。
ボクの記憶に残るページの断片にも、たしか簡単な文章は綴られていたけれどそんなの読めるはずもないし、なんて書いてあったかすらも、もちろん覚えていない。
記憶にあるのは、全巻通して、擬人化された動物が生活している絵が描いてあったこと。
その中でも一番記憶に残っているのが、ヤマネコがプロペラ機を操縦している絵。
とにかくそういう絵がたくさん描いてあって、
その絵を見たいがために本がボロボロになるまで何度も開いて眺めていた。
小学生に上がったころ、今度は誕生日の祝いにと、両親から図鑑を3冊ほど贈られた。
昆虫と動物と魚介類だったけれど、すぐにそれにも夢中になったっけ。
さすが図鑑だから、なかなかリアルな絵柄で、
昆虫のクモやらムカデやらハチやら、さすがにホンモノをじっくり眺めるワケにいかない分、
「うへぇ!気持ち悪いっ!」となりつつ、まじまじとその絵を眺めていたのを覚えている。
…今思えば、ちょっと変わった子供だったかもしれない。
そんなボクだったから、
まいおが貸してくれた花の図鑑に喜ばないはずないじゃないか!
「わぁぁ!ありがとっ!」
図鑑を胸にきゅっと抱えて、子供みたいにでれでれと笑う。
そんなボクを見て まいおは
「そんなに喜んでくれるとは思わなかったから、良かったぁ…です」
紅茶を飲んで、にっこりと微笑み返してくれるのだった。
posted by 渡月・トワヤ
at 09:30:12 │
EDIT
結社ゆきあかりには、シルフィードの仲間がいる。
やはり、同じ本業同士。本質も似ている部分ってあるのかもしれない。
初対面に等しいぐらいから、1コ下の彼に、なんとなく親近感を覚えて。
彼のことを、名前で呼んでみようかな、って思った。
彼も、同じように
「仲良くなりたい」って思ってくれてたら、嬉しいなぁ…。
こうして人との距離を縮めるために踏み込む瞬間というのは、
何度経験しても、不安が頭をもたげてくるもので。
でもそれに負けていては、前に進むことなんて、一生できない。
だから、小さくとも、一歩踏み出す。
歩いてみなくちゃ、わからない。
うん、やっぱり人生は、チョコレートの箱。
posted by 渡月・トワヤ
at 23:59:59 │
EDIT
今日、ガッコが終わったら、フルるんが紫陽花会館に引っ越してくる。
彼女なりのジンクスがあって(たぶん、新月の日だからかなぁ…なんて、己の手帳を眺めて思ったワケだが)、入居の日取りを今日だと決めたようだ。
相棒はそれに間に合うように、東奔西走。
改修・補修を念入りに、今日の正式オープンにこぎつけたのだ。
========
団員を招集し、フルるんが引っ越してくることを伝えた。
夕食の後に見た天気予報で、明日はこの近辺、雨が降る予報だったとも伝えておく。
荷物が雨に濡れては大変だし、
たとえ一つずつ運ぶ事になったとしても皆で手伝えば、あっという間に終わるもんな!
「わ、ありがとうございます!」
フルるんが嬉しそうに笑う。
「うふふっ、どれにしようかしらっ」
いつも元気いっぱいのメリーも衣装合わせに余念がない。
触れてはいけない気がして黙っていたが、何故だかツナギばかり数種類を所有していると言っていた。
今回は、ゴスツナギを選んだ彼女。
次の機会には、ぜひ違うツナギも見てみたい。
相棒が屋上倉庫から、台車を持ってくる間に、
ボクも今日のために用意した軍手を取り出して。
フルるんは、荷物の数を確認し、
メリーは、気合い充分!夜を徹して運び入れそうな勢いだ。
これなら、本当にすぐに片付く。
フルるんの修学旅行にも、きっと間に合うね!