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Hermitage

PBW「シルバーレイン」のキャラクター、渡月・トワヤ(b63279)の日記。この世界をご存知ない方はブラウザバックをお勧めします。

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  posted by at 05:55:05 │EDIT
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星と星座

  posted by 渡月・トワヤ at 22:30:56 │EDIT
台風一過。
夜空は晴れ渡り、星空がとても綺麗だ。

屋上に上がったボクの手には、星座の本と懐中電灯。
秋は、夏や冬に比べて暗い星が多いらしく、星座を結ぶには、暗い場所が最適だという。
この屋上じゃ、若干街の明かりがまぶしい気もするけれど。
星を見るぶんには、これぐらいで。
それに今日は二日月。
星の観察日和ってやつじゃね?


南の空に、ひときわ明るい星が輝いている。
あれはなんだろうな。
本をぱらぱらっとめくり、秋の章を開いた。

あれは、秋の空で唯一の一等星。
みなみのうお座のフォーマルハウトだね。
そしたら、あっちの星は、ミラかな?

北には、Mの文字が見える。
これはボクも知っている。カシオペア座でしょ!
そしたら、えぇと……、あれが北極星になるだろうか。

本と空とをにらめっこしながら、夜の闇が今よりもっと漆黒だったころを思う。
今よりどのぐらい、闇は濃かったのだろうか。
ボクが見ているこの星空も、今よりずぅっと明るく鮮やかに見えていたに違いないよね。

大空一面に、星を繋いだ絵を描いた太古の人々の想像力の豊かさに、ボクはしばらく思いを馳せた。
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依頼

  posted by 渡月・トワヤ at 23:59:59 │EDIT
多少命の危険はあるけれど(地元に居るときには気を遣ってばかりいたこの特殊な能力が)誰かの役に立てるのなら…
それがこのガッコに来たボクたちの本分ってやつなのかもしれないなぁ、って思うようになったボクは、依頼を(なかなかめぐり合わせはないなりに)積極的に受けるようにしている。


今日は、友だちと遊びに行けるようなイベントのお知らせはないかなぁと教室をプラプラしていたときに、まだ参加枠に若干の余裕がある依頼を発見したんだ。
先日、青い鹿の姿をした妖獣の退治から帰ってきたばかりだから、どうかな。
いいかな、いいよね。
思うや否や、えいやっと話し合いをしている教室へと飛び込んだ。

正直なところを言えば、タイトルに惹かれたんだ。
しかし、ネコって…生き物じゃないんだね。
ちょっとだけ、騙されたような…
てっきり、あおみたいに、ラヴいおネコさまが出てくるのかと思ったんだけど…
いや、でも待てよ。
ラヴいおネコさまが登場しちゃったら、それはそれで退治するのに気がひけちゃうよなぁ。
なら、これはこれで良かったのかもしれない。

今回はすでに、一般人の犠牲者(と言っても現場に盗みに入った輩たちらしいけれど)が出たという話を小耳に挟んだ。
これ以上被害が増えても困るし、それでは遠慮なく成仏してもらうことにしよう。

a pray.

  posted by 渡月・トワヤ at 20:38:49 │EDIT
夜。
陽がとっぷりと沈むのを待って、屋上へ上がった。
これは、このところのボクの日課だ。
手すりに背を預けて座り、海の方へと吹く風が上空の雲をゆっくりと流してゆくのをぼんやりと見送る。
(口もぽかんと開いているから、あまり人に見せられた姿じゃないけれども…!)

迫り来る宵闇には、一番星がきらり。
ボクは持ってきたマグから、カフェオレを一口飲んだ。
日曜日には、じっくりとコーヒー豆を炒ってゆったりと挽き、自分のためのコーヒーを淹れる。
1週間の自分へのご褒美と言ったところかなぁ。
別段何かしらを頑張ってるワケでもないんだけどね。
まぁ、それはそれ。
今日のコーヒーも美味いから、それでいいや。


カンチガイ

  posted by 渡月・トワヤ at 17:23:31 │EDIT
前を向いて突っ走るボクの得意技、カンチガイ。
…な~んて、自慢にもなりゃしないなぁ。


茹だるような気温とは裏腹に、空は日に日に秋の色を深めてく。
空を独り占めしていた入道雲がなりを潜め、
夕映えの空いっぱいに、うすいすじ雲が広がっていて。

屋上の手すりにもたれて炭酸水を飲みながら、ボクは苦笑いする。



わかっていたはずなのに、胸が少しトクンと跳ねたのはどうしてだろうか。
もしかして…と一瞬でもカンチガイをしてしまって、情けなかったり恥ずかしかったり。
そんなはずがないことぐらい、ちょっと冷静になって考えれば解ることなのに、ね。
胸が苦しくないといえば嘘になっちゃうけれど、大丈夫、だいじょうぶ。
どうしようもないことは、世の中にはきっともっと、ごまんとある。

今吹いた風のように、誰の心も自由なのだ。
そういうものなんだって思えたら、きっとボクの心も自由になれる。

a letter.

  posted by 渡月・トワヤ at 18:45:37 │EDIT

引き出しの中に、1通の封書。
出せなかった手紙だけれど、まぁ、これはこれでなるようにしかならないのだから、よかったのかもしれない。

まだまだ熱帯夜が続く見込みで、本当に過ごしやすい季節とは言えないまでも、
先週末ぐらいからは、夕方陽が落ちてからの幾分過ごし易い時間を狙って、
夏休みの宿題から逃避するように 気分転換に、しょっちゅう屋上で星が出るころまでを過ごしている。
相変わらず冷蔵庫にはソバのストックがあって夕食の心配はしなくていいので、本当に時間いっぱいをココで過ごす感じ。
(このごろの定番はとろろそば。オクラや茄子を焼いたのを載せて、ぶっかけにして食っている)

コンビニでソーダを買い、ぬるい風の吹く屋上でそれを飲むひとときは、何にも換えがたい満足感をボクに与えてくれるんだ。
髪の毛を躍らせる風に吹かれて、ふと過ぎる想いに、ボクは一瞬目を伏せる。

いつかこの想いも、さらさらと風に流されていくんだろうか?
その問いかけに答える声はないけれど、ふとした出逢いも、いつの間にかどうしようもなく惹かれたことも、
まぎれもなく、ボクにとっては幸せな出来事だったと胸を張れる。


今はどうなるかわかんないけれど。
時に任せるのが最善。
疾きこと風の如しが身上のボクでも、たまにはこうして、じぃっと動かないときだって、あるんだぜぃ。
 

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