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昨日までの茹だるような暑さ、むしろ熱風が、ふと和らいだ気がした午後。
陽が落ちるのを待って、風に当たるために紫陽花会館の屋上へ。
やっぱりまだじっとしてても汗ばんじゃうし、海の方の空には、いまだ入道雲が両手を広げているけれど、
日没が少しずつ早くなっていたり、
風には、どこかしら熱が冷めたあとのような匂いを含んでいたり、
空の色が心持ち柔らかくなったように感じたりと、確実に季節は移ろっている。
こういう、季節が行き交う空を「行き逢い(ゆきあい)の空」というんだと、
この間読んだばかりの本に書いてあったっけ。
そういえば昨日、スーパーで見かけた梨が、だいぶ買いやすい金額になっていたなぁ。
今年のこの暑さが、梨の甘さをぐんと増やしたんだそうだ。
梨は果物のなかで、一番好きかもしれない。
明日早速買いにいこうかなぁ。
ボクはまだ口に入れても居ない梨を思い、
誰も見ていないのをいいことに、秋の気配に吹かれながら、ひとりにまにましていた。
それは、自分の力の及ばない場所だから、
ボクは黙って、見ているしかない。
なるようにしかならないということは、頭では良く解っているのだ。
読書の秋というには少し早いけれど(まだまだ熱帯夜は続きそうな雰囲気だ)、毎日足繁く図書館に通っているおかげで、読む本には困らない。
ボクが1冊読み終わるまでに、果たしていったいどれだけの新刊が出るというのだろう。
そりゃ「読む本がなくなりました」なんて言えるわけもなく、嬉しい悲鳴。
今日は、世界的に有名なうさぎ(イギリス出身)の絵本の作者にまつわる本を借りてきた。
この暑さのなか、活字に向かう気力がなんとなーく沸かなかったせいもあるけれど、たまには子どもみたいな気持ちに戻ったっていいじゃないか!
ページをぱらぱらっとめくって、紅茶を飲んで。
イギリスの片田舎へ旅行したような、そんな気分を味わえる。
本はいいね、うん。
夕暮れを待ち、あおを連れてゴーストタウンに潜入した。
使役を連れる場合には、自身へ相応のハンディがあるとは聞いていた。
それもあって、今まで使役というものに見向きもしなかったんだ。
ボク自身がまだまだ弱っちぃひよっこだったし、そこまでする必要性を感じなかったのもあったから。
けれど実際、あおを連れることになったワケで。
人生なんて、わからない。
しかも、あおの顔を一目見れば、今まで億劫に思っていたハンディは、屁でもない。
特にボクは風詠みの後衛ということも幸いしているんだろう。
夕方、迷いながら帰宅したものの、やっぱりそれってボクらしくないなぁ…と、
風呂上りに久方ぶりの屋上に上がって、星空を眺めながら思った。
「えいやっ」って飛び込んで、ダメだったならダメでいいじゃないか。
やらなかった後悔より、やった後悔をボクは選ぶ。
…若干、何かが後ろ向きのような気もするけれど、気にしてはいけない。
連日晴れの日が続くから、星空も、月もきれい。
よし、これから部屋に帰って、お誘いのお手紙、書こうっと…!