posted by 渡月・トワヤ
at 16:31:11 │
EDIT
すべてはこの時間のための
朝起きて
テレビをつけて、時間と天気を確認。
カーテンを開けて、布団を上げ、
天気が良かったら、少し窓も開く。
ちょっとぼんやりしながら、パンを1枚トースターに放り込んで、
コーヒーを落としてる間に洗面台へ。
パンを食べ、カフェオレを飲む。
10分後には忘れちまうテレビの占いを気にしながら。
朝飯が終わったら、
昨日の晩飯のおかずを温めなおして、玉子焼きを作って青い野菜を茹でる。
弁当箱に、気持ち少なめなご飯と、おかずを彩り良く詰めて。
粗熱を取る間に、食器類を洗う。
制服に着替えて、もう少しぼんやり。
あぁ、窓を閉めなくちゃな。
ガッコはいつもどおりだけれど、
テストが終わったからか、クラスの皆とのんびりと談笑。
学生証が続々仕上がってって、皆で見せ合いっことか。
大体寄り道はしないで部屋に戻る。
晩御飯は何にしよう。
冷蔵庫の中身を思い出しながら、もう簡単にざるうどんとかそうめんとか
もう、今日はそういうのでいいか、って、
一人で食う飯も、あんまり美味くないし。
よし!
今日は、贅沢な風呂にしよう。
この間、フルるんに貰った、バラの香りのバスビーズがあったはず。
もったいなくてなかなか使えなかったけれど、
こういう日のために、置いていたのかもしれない。
淡い桃色の湯に身体を沈めたら、
バラの甘くて酸っぱい香りが、ボクを包む。
頬まで沈んで、勢い良くぶくぶくぶくっと息を吐き出して、遊んだ。
霧のように小さい飛沫が、睫毛に留まる。
まるで涙みたい。
髪の毛をざっくり乾かして。
Tシャツと、カットソーの長ズボン。
パーカーを羽織って、鍵とケータイを持ったら、サンダルを履いて部屋を飛び出す。
とくんとくんと鳴る心臓には、気づかないフリ。
「カーナーメー!!!!」
大声で名前を呼びながら、隣室のドアチャイムを鳴らす。
すべては、この時間の為の、いちにち。
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