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てきぱきと指示を出す団長は、いつもの柔らかなイメージと違って、カッコ良かったな。
皆も思い思いにコスプレして接客に当たり、また雑談も交わしたりして、終始楽しいムードが漂っていた。
少し手が空いたら、バックヤードでまいおと団長と3人で少し雑談もしたりして、普段とは違う賑やかさに、ボクも少々浮き足立っていたかもしれない。
昼の部、少し手空きになったところで抜けさせてもらって、他の結社企画も見て回るコトにしたのは、お客さんにコーヒーを出しまくってて、自分もコーヒーが飲みたくなっちゃったという理由から。
とりあえず、目に付いた喫茶ブースに飛び込んだら、残念ながら和菓子処。
しかも、メニュー表の隅には「食べ物しりとりをしましょう」と記載されている。
これは、なかなかハードルが高そうだ!
慣れない接客に思いのほか気が張っていたようで、設置されていた椅子に腰掛けると、どっと疲れが出た。
幸い、ボクが選んだブースには、他にお客は居なくって、のんびりしたムード。
「いらっしゃいませ。注文が決まりましたら、お知らせくださいね。
あ、それから、とりあえず、【りんごパイ】ということで」」
にっこり笑って出迎えてくれ、しりとりのお題を置いていった女の子に、
「あっ、ハイ」なんて仰々しい返事などしてしまい、一人内心あたふた。
「とりあえず、団子貰おうかなぁ…それからえぇと【いなり寿司】で!」
なんでここで「いなり寿司」が出たのか、わからない。
もっと、苺とか、可愛らしいものがあったのに!
温かい茶と団子を頂いたら、疲れも和らいだようだ。
「ゆっくりさせてもらったよ、ありがとうね」
お代をテーブルに置き、ボクは手を軽く振ってそこを後にした。
それからまたあちこちを覗いたり、知人が参加している水着コンテストを観覧したりして、部屋に帰った。
もちろん、晩御飯は買って帰ったいなり寿司…!
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