posted by 渡月・トワヤ
at 16:33:51 │
EDIT
夏休みは、生活リズムが崩れがちだ。
昨日もちょっと(?)メリーと長話をしていて夜更かししちまったけれど
堕落した生活はいけない!
と心に決めて、ちゃんと朝は6時ごろ起きる生活を続けている。
宿題がまったく出ていなくて、不思議に思っていたら相棒が
「その分、ゴーストと戦うために身体鍛えぇちゅうことやろ」
と、笑っていたけれど。
宿題がないのは有り難い反面、一日はこんなに長かったのかと愕然とすることもしょっちゅうで。
浴衣の着付けもそれなりにできるようになったし、
あとはもうちょっと、帯の締め方を粋にしたいぐらい。
外は雨が降ったり止んだりを繰り返すような、すっきりしない天気。
出掛けるのも、少し億劫になる。
ふと、まいおがくれたコーヒー豆の焙煎器を思いだして、豆を炒ることにした。
その豆をゴリゴリと挽き、湯をゆっくり垂らしながら、暫し待つ。
ふくよかな香りが部屋に拡がって、ほんわり幸せな気分。
今流行りの家カフェ。なんて贅沢な時間。
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淹れたてのカフェオレを飲みながら、浴衣の着付けの本をパラパラとめくった。
帯の結び方「一文字」なんて、すっきりしていてカッコいいなぁ。
なんとなく、ごろりと床に転がって、
そのままボクは、眠ってしまったらしく、
短い夢を見た。
風に乗って、懐かしい匂いがする。
ここはどこだろうか。
わからないのに、ただただ懐かしくて
胸に灯りが点るかのよう。
呼ばれるように、風の吹く方を見たら
誰かが立っている。
逆光で、顔が見えないけれど
ボク は このひと を しってる
直感がそう伝えた。
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はっと目を開くと、見慣れた部屋の天井が飛び込んできた。
時計を見ると、10分かそこらが過ぎただけのようだ。
ふぅ、と息を吐き出して起き上がると、ぐわん、と一瞬景色が回った。
少しの眩暈と、胃の辺りの違和感。
思いがけない昼寝をするとこんな風になっちまうことは多々あったから、実際もう慣れっこだ。
落ち着くまでそのままの姿勢でやり過ごすことにして、さっきの夢を思い出すけれど、
なんのことだか、判るはずもない。
「…ふん」
だいぶ体調も落ち着いたので、コップを片付けに立ち上がったら、雨が上がっていることに気づいた。
今の内に買い物に出ることにしようっと。
コップを手早く洗って、エアコンを切って。
薄手のカーディガンを羽織って、サンダルをひっかけて。
玄関を勢い良く開けて、思わず
「あぢぃ…」
一言、呟いた。
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