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Hermitage

PBW「シルバーレイン」のキャラクター、渡月・トワヤ(b63279)の日記。この世界をご存知ない方はブラウザバックをお勧めします。

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  posted by at 03:26:42 │EDIT
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モラトリアム

  posted by 渡月・トワヤ at 23:59:59 │EDIT
日毎に秋が近づいているようだ。
日中はまだ暑くてどうしようもないけれど、夜は幾分涼しく、過ごしやすい。

:::::::::::::::


夜半。
エアコンを切って、窓を開けた。
息が詰まるような熱気はもう感じられず、時折、遠く車の通り過ぎる音が聞こえてくる。
実家に居たなら聞こえてきたであろう虫の声も、
此処は地上10F。聞こえてくるはずもない。



胃が少し、搾られるように鈍く痛む。
原因はこれといって思い浮かばなかったけれど、
風呂から上がった頃には、どうにも我慢ができなかったから、胃薬を飲んだ。
もうすぐ、効いてくるだろう。

目を閉じても、なかなか眠りはやってこない。
ごろごろと、落ち着かずに寝返りを何度も打った。
薄手のタオルケットが身体に纏わりついて、気づけば雁字搦め。

少し、苦笑い。
また、わけのわからない思考が、頭の中を駆け巡り出して、
ボクはもう一度寝返りを打ち、ぎゅっと目を閉じた。


時折、わからなくなる。
"自分"という存在。
ボクはどうして、此処に居るんだろうか。
何のために、居るんだろうか。

ボクに一体、何ができるというんだろうか。

  何かしてあげたいと思うことは、お節介だと思う。
  その手をしっかり握って大丈夫だと笑っても
  ボク一人じゃ、こんなにも小っぽけで、
  きっと、言葉じゃ届かなくて。
  その心の内に在るものは、本人じゃないと判らない。
  本当は、分かち合いたい。
  ラクにしてやりたい。

  でも、共有したいと願い、その思いを垣間見たところで、それは自己満足なだけかもしれない。


だとしたら。
ボクにできることは、ただひとつだけで。
次に逢えたら、またいつもどおり笑ってみせること。
きっと、それだけ…なんだろうなぁ。
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