posted by 渡月・トワヤ
at 23:59:59 │
EDIT
日毎に秋が近づいているようだ。
日中はまだ暑くてどうしようもないけれど、夜は幾分涼しく、過ごしやすい。
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夜半。
エアコンを切って、窓を開けた。
息が詰まるような熱気はもう感じられず、時折、遠く車の通り過ぎる音が聞こえてくる。
実家に居たなら聞こえてきたであろう虫の声も、
此処は地上10F。聞こえてくるはずもない。
胃が少し、搾られるように鈍く痛む。
原因はこれといって思い浮かばなかったけれど、
風呂から上がった頃には、どうにも我慢ができなかったから、胃薬を飲んだ。
もうすぐ、効いてくるだろう。
目を閉じても、なかなか眠りはやってこない。
ごろごろと、落ち着かずに寝返りを何度も打った。
薄手のタオルケットが身体に纏わりついて、気づけば雁字搦め。
少し、苦笑い。
また、わけのわからない思考が、頭の中を駆け巡り出して、
ボクはもう一度寝返りを打ち、ぎゅっと目を閉じた。
時折、わからなくなる。
"自分"という存在。
ボクはどうして、此処に居るんだろうか。
何のために、居るんだろうか。
ボクに一体、何ができるというんだろうか。
何かしてあげたいと思うことは、お節介だと思う。
その手をしっかり握って大丈夫だと笑っても
ボク一人じゃ、こんなにも小っぽけで、
きっと、言葉じゃ届かなくて。
その心の内に在るものは、本人じゃないと判らない。
本当は、分かち合いたい。
ラクにしてやりたい。
でも、共有したいと願い、その思いを垣間見たところで、それは自己満足なだけかもしれない。
だとしたら。
ボクにできることは、ただひとつだけで。
次に逢えたら、またいつもどおり笑ってみせること。
きっと、それだけ…なんだろうなぁ。
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