posted by 渡月・トワヤ
at 23:59:59 │
EDIT
窓から入る風が、薄いカーテンを揺らしている。
明日は少し遠出するし、きっと体力も使うんだろうけど、
眠る気になれなくて本を読む事にした。
香を燻らせて、脇にはミルクたっぷりのカフェオレ。
今、読んでいるのは、文庫サイズの詩集。
実家から持ってきた本のうちの1冊だけど、
思い起こせば、1年ほど前の夏、”とあるトモダチ”が貸してくれた本のうちの1冊で、
(その”トモダチ”のことは、また次の機会にでも話そう)
深い感銘を受けたボクは、いつでも読めるように、と自分で買ったんだ。
作者が自身で撮ったのであろう写真とともに、詩が掲載されていて、
ひとつひとつの言葉が、
キラキラひかり、ぱっと散り、降り積もるようで。
あの時のボクは、「こんな世界があるのか」とショックを受けたっけな。
表題作でもある詩が最後のページに載っている。
しかし、この詩に、写真は添えられていない。
でもやはり、その最後のページがボクは一番好きで、
あの時と同じように、何度も何度も、その詩を反芻した。
切なくてやさしい言葉に胸がきゅっとするのは、
夢中で読んだあの頃とおんなじだけれど。
あの頃より少しだけ
この言葉が胸に沁みるのは
ボクが、
この言葉の深みを知ってしまったからかもしれない。
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