:::::::::::::::::::
その日の夜には、無事に友好申請が受理された通知が届けられた。
カナタ団長からの「団長就任おめでとう!」の言葉と共に。
これで晴れて、HGにも友好結社ができたということになる。
此処からまた新しい輪が広がってくのかなぁ…と思うと、自然顔が綻んじまう。
その通知と時を同じくして、昼間書いた手紙の返事が届けられていた。
文面には、相手もボクに何度か手紙を書こうかなって逡巡したことが書いてあって、ちょっとだけ驚いた。
ボクも前から彼に手紙を書こうかと、何度も思ったり踏みとどまったりを繰り返していたからだ。
「親近感を感じちゃうね」
って、笑いあったあの言葉、今もう一度実感する。
此処でもまた、団長就任のお祝いを告げられ、一人で照れ笑う。
雨が止んだのでBBQ準備のために屋上へ上がって、ボクはもう一度驚くことになる。
先ほどの手紙の主、仄守っちがさっそく結社を通じて遊びに来てくれていたからだ。
怪我を押して準備に勤しむゼンの荷物を半分持ってくれていて、ボクは思わず
「ありがとう」
と笑って駆け寄った。それから
「焼けたら、一緒に食おうな!」
にっかり笑って彼にそう言うと、ボクも折りたたみ式のテーブルや椅子を適当に並べ始める。
こうやって、どんどん仲良しさんが増えてったら、嬉しいね。
その後、忘れていたことがあったので、夜も遅かったけれど、ゆきあかりに顔を出し、
友好結社の団長という肩書きとともに、友好申請受理のお礼を述べた。
親しくても、礼節は尽くす。おざなりにしてはいけないこと。
やるべきことはやらないとね。
さて、これで「結社同士の友好を結ぶ」という一連の流れを体験したことになる。
欲をかいてはいけないけれど、
またどこかと友好を結べたら嬉しいなぁ、なんて。
PR