posted by 渡月・トワヤ
at 16:43:42 │
EDIT
軽く炒った豆をゴリゴリと挽いて、コーヒーを淹れる午後。
床にごろりと寝転がって、
琥珀色の液体の、
ぽたりぽたりと滴りを 見るとはなしに見ていると
ついうっかりと、眠ってしまいそう。
開け放した窓から部屋へと滑りこむ風は、些か冷たく、
コーヒーの香りをかき抱き、溶けあう。
ボクは、この冷たい風が、どういうワケか好きだ。
実家に居た時もこの季節になると、客間の窓を開け放って畳の上でごろりと寝転がってたので、母からは「風邪をひくからやめなさい」としょっちゅう言われていた。
しかし虚弱体質のわりには(冬生まれの強さか?)身体を冷やして風邪をひいたという記憶がないボクはここぞとばかりに、
「バカは風邪ひかないって言うもんー」
とへらへら笑って、畳の感触を楽しむべく、ごろごろ寝返りを続けていたっけなぁ。
ピーッ、ピーッ
2回鳴る電子音に我に返る。
コーヒーが入った合図。
気に入りのマグカップで作るカフェオレ。
ちびちびと飲みながら、空、遠く流れる雲を眺めた。
これからのこと、いろんなことを考えながら。
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