忍者ブログ

Hermitage

PBW「シルバーレイン」のキャラクター、渡月・トワヤ(b63279)の日記。この世界をご存知ない方はブラウザバックをお勧めします。

[PR]

  posted by at 00:25:43 │EDIT
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

翠の風

  posted by 渡月・トワヤ at 21:59:59 │EDIT
結社棟の横を通っていたときのこと。
ボクはふと、ふわりと薫るような、風の色に気づいた。

「風なんて見えないじゃないか」と言われてもしょうがないんだけれど、
それは目で見える色ではない、ということだけ言っておこう。

ともかく、この時期にこの風の色は、とても珍しい。
一体どこから吹いているのだろう?
ボクは風の吹くほうへ歩きだした。




:::::::::::::::::::

風だけを頼りにして辿り着いた場所は結社棟の一角。
「…こんちはー」
ボクは臆することなく、扉を開けた。
気になったことに背を向けるなんて、性に合わないもの。

とそこにいたのは、茶色のロングヘアをハーフアップにした女の子。
年齢はボクと同じぐらい…かな?
「うん…?見ない顔だね」
振り返った彼女は、ボクを一瞥し、何か用か?と訊ねる。
あぁ、そうか。
この立地条件を考えれば、此処が結社だということは、火を見るより明らかだ。

「あーととと…実は入団したいんだけど!」
考えるより先に、口が動き、ボクは帳尻を合わせるように、にっと笑ってみせた。
「あぁ、そういうこと」
彼女も合点したように微笑んで、
「ようこそ『幸せの翠風』へ。歓迎するよ」
ボクへと手を差し出してくれたんだ。
いきなり入団を許可されるなんて思ってなかったから、「へっ!?」と鳩が豆鉄砲を食らったような顔をしたボクに、彼女は
「あたしが2代目団長を預かってんだ」
とくすくす笑った。
あぁ…なるほど。

それから、彼女に案内され談話室へと赴く。
その場にいた団員へ向けて
「新規の入団者さんが来たぜ」
とボクを紹介してくれ、ボクも「どうぞよろしくな」とぺこっと頭を下げる。


新しい出会いがまたここから始まる。
期待に胸を躍らせるボクはその時、きらきらと煌く翠色の風を纏っていたに違いない。
PR
COMMENT[0]
Comment form
  • コメントは投稿フォームです。
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

 ※編集時に必要です。
 ※チェックすると管理者へのみの表示となります。
 

TRACKBACK []
Trackback URL
  • この記事のURLとトラックバックURLです。
  • 必要に応じてご使用ください。
この記事のURL▼
この記事のトラックバックURL▼
Calender
03 2026/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
Profile
HN:
渡月・トワヤ
性別:
非公開
366 days
BarCord
Search
----