posted by 渡月・トワヤ
at 10:35:02 │
EDIT
A.M.10:50
ガタンゴトン──
列車は規則的な音を立て、鎌倉の街を離れていく。
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ボクは、しばらく車窓を眺めた後で、鞄からひとつの書類を取り出す。
相棒が数日前の狩りの時に得物を壊してしまい、新調するために使った資料だと言った。
「いつか役に立つんとちゃうかな」
彼はそう言って、時折いろんな資料をボクにくれる。
ボクには馴染みのない文字が並ぶ。
本を読むのはキライじゃないが、こういうのはまったくのちんぷんかんぷんで。
うーん。。。(読後5秒
こういう資料は、人目についてはまずいと思うが、
GWだというのに、今ボクの周囲の座席、ひいてはこの車両自体が、まったく空いている。
(ホントにこれがGWの車内かよ?
苦笑して、それでもこの幸運をありがたく思い、再び並んだ文字に目を通しはじめた。
自分の好きな名前をつけられるという。
なんて名前をつけようかなぁ。
下宿に帰ったら、相談に乗ってもらうことにしよう。
決めたら、書類を丁寧に折りたたみ。鞄に仕舞って、
ボクは、ゆっくり目を閉じた。
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