posted by 渡月・トワヤ
at 23:59:59 │
EDIT
銀誓館学園のプールは屋内にあり、温水使用である。
なので、季節外れという言葉自体そぐわないのだけれど。
毎週、そこで秘密裏に開催される「黙示録」
今週は逢魔時の仲間が集ったので、久しぶりに出場することになった。
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「あいててて…」
体中に出来た傷が痛むような夢を見て、ボクは目を覚ました。
視界には、無機質な天井。
ここはプールに隣接された救護室?
保健室みたいにオフホワイトのカーテンで、ベッドはくるり囲まれていた。
ボクは身体を起こす。
身体の痛みは、もうすでにない。
今回の黙示録。
初戦から、熾烈な戦闘を強いられた。
相手は明らかに格上、しかも使役まで連れている。
前衛に配したボクへ向けた相手チームの攻撃は、ボクがゆうに二人分吹っ飛ぶほどのダメージを叩き出した。
ボクはその衝撃で床に転がる。
気力だけは失くしていないから立ち上がったけれど、頭を打ったのだろうか?
実際そこからのことはあまり覚えていないかもしれない。
しぶとく立ち上がり続けるボクに、相手チームの攻撃は容赦なく続いた。
倒れる度に、肉体を凌駕する魂。
ふらりと立ち上がっては、炎の魔弾を打ち込むため、掌に気を集め、撃ち込んだけども力及ばず、だったようだ。
さて、と。
首をこきこきと鳴らし、ベッドから立ち上がった。
仲間たちが待ってるあの場所にまた帰ろうっと。
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