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Hermitage

PBW「シルバーレイン」のキャラクター、渡月・トワヤ(b63279)の日記。この世界をご存知ない方はブラウザバックをお勧めします。

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  posted by at 23:34:28 │EDIT
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ふふっ!

  posted by 渡月・トワヤ at 23:59:59 │EDIT
ボクの記憶が確かならば、明日くらいで銀誓館学園へやってきてから1年が経つ。
ここでしか経験できない ── たとえば一人暮らし(の延長みたいなの)とかバイトの依頼をこなしたりなんて ── ことを色々やってこれたし、友だちもたくさん作ることができた充実した一年だったように思う。

初めてのことも多かったなぁ。
実際、教室で流されている映像を目にし、それをボクのもてあましていたチカラで解決できるかもしれないと教えられた時は正直驚いてしまったけれど、反面、心の中でムクムクと湧き上がる温かい気持ちがあった。
自分という存在に、意義があったのだと、教えられたようなものだから。

父が此処へボクを送り込んだワケが、こういうことだったのか、と父への感謝を新たにしつつ。




1年の記念、というわけではないんだけれど折り良くレベルが上がったので、
洋服とブーメラン(!)を新調することにしたんだ。
先日カタログで見つけた、黒いシンプルなロングジャケット。
細身のシルエットながら、裾にかけては緩やかなAラインになっていたのだけれど、ボクの目を奪ったのは、その裾に描かれた模様。ターコイズブルー?翡翠色?(印刷ではインクの色で実物と若干違うかもしれないけれど)いかにも、なボクらしい色で、幾重もの流線が描かれているのだ。
「風を纏っているみたいだなぁ…」
その服を一目見たボクの脳裏にそんな言葉が浮かび、
運命の糸よろしく、さっそくその服を注文したのだ。

その後、鞄に手帳と詠唱銀の塊なんかを放り込んで、部屋を出た。
向かう先は、カナメの口利きとオーナーのご厚意で貸してもらえた、とある1フロア。
実はそこに、ボクのブーメランコレクションを飾ってあるのだ。
(だって、もう部屋の壁には飾る場所がなくなっちまったんだもの!)
ずらりと並んだブーメランは、いつ見ても壮観。
ボクはその中から、既に目星をつけていた2本のブーメランを手に取った。


所変わって、ガッコの屋上、百葉箱の前。
名前とか色々考えてみたんだけれど
(手帳にはたくさんの走り書きと消した跡、付箋なんかが所狭しと貼られている)
凝りすぎて何が言いたいのかわかんなくなっちまったので、もういっそシンプルにしてやろうと決めたんだ。
手帳をぱたんと閉じると、2本のブーメランと詠唱銀の塊を百葉箱に放り込んで、扉を閉めた。
なんとなく、拍手を2回。


コンビニでジュースを買って部屋へ戻る時、エントランスで馴染みのおじさんに
「荷物が届いているよ」と声を掛けられた。
なんと、もう新しい服が届いていたのだ。
ボクはうきうきしながら部屋へ戻ると、さっそく箱を開いて中身の確認をする。
袖を通して、その生地の柔らかさと軽さに驚いた。
きっとこれ、かなり上質な生地で仕立てられている。
裾に描かれたラインから閃いた「風を纏う」って言葉だったけれど、これは良いとこ突いてるんじゃないだろうか。

「風纏、か」
うん、気に入った!
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