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夜半。
今夜は新月。
新しいことをはじめるにはちょうどいい、と聞いたボクは、エレベーターへ乗り込んだ。
先週、登録していたBCが無事に済んだのを受けて、ボクはいよいよ、待ちに待っていた太陽のエアライダーへJCを果たしたんだ。
本業にすれば、エアライドを操れるとか。
実を言えば、エアライドにもすっごく惹かれている。
けれど、本業には遠く及ばずとも、風を読みながらのエアライドもきっとなかなかサマになってんじゃないのかなぁ…と自分では思っているので、これからも本業のシルフィードをやめることはないだろう。
(最後に残るのはロマンですよ、ロマン)
陽エアになってみると、気力が増幅され気魄が宿っていくのが解る。
太陽のフレアのように、血が滾るのだろうか。
ブーメランでは、この血をなだめることが難しく思えたボクは、ひとつの決断をする。
エレベーターが停まって、ボクが降りたのは、紫陽花会館、居住階の下の階。
過去、ボクの部屋の壁一面にブーメランをぶら下げていたのをカナメに見つかって(そのときにはもうすでに飾る場所がなくなりかけていた)オーナーさんに口利きしてもらって、ご厚意でこの場所を借りることができたのだ。
あのままだったら、近い将来、ブーメランに埋もれていただろうから…それはそれでいいかも…いやいや、カナメにもオーナーさんにも本当に感謝している。(実際、もう部屋には飾る場所がなかった)
ボクは壁に近寄って、飾ってあるブーメランのひとつに手を触れる。
これは、最初のころに作った、3枚一揃いの変形ブーメラン。
風を誰に憚ることなく読めるのがすごく嬉しくて、それならば、とそれなりの技術が要るようなものを拵えたのだ。
ブーメランを操る自分の、プライドというのもあったのかもしれない。
こいつを作ってから、もう1年が経つのかなぁ。
滑らかな表面を指でなぞれば、さまざまな場面が浮かんだ。
間違われては困るけれど、ボクは今だってブーメランが大好きだ。
この場所はそのまま維持・管理していくつもりだし(あわよくば、これからもコレクションは増やす予定)
真ん中がスケルトンの窓になっていて、そこから動力炉の動くのが見えるあの「機械仕掛けの三日月」に関しては、未だ部屋の一番いい場所に飾っているし、これからもそれをやめることはしないだろう。
そんでもって、休みの日には、お土産ブーメランを片手に広い運動公園へ行っちゃって、芝の上で投げて遊んだりするかもしれない。
さすがにイグニッションはできないから、下手っぴだろうけれど。
せっかく陽エアになれたのだ。
太陽風を浴びせるように、ゴーストを屠ってやろうと決めた。
だから、ブーメランは少しの間、おやすみ。
まぁ、こうして、ブーメランを愛でにくるのはもう、日常生活の一部だけどなー!