posted by 渡月・トワヤ
at 22:30:56 │
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台風一過。
夜空は晴れ渡り、星空がとても綺麗だ。
屋上に上がったボクの手には、星座の本と懐中電灯。
秋は、夏や冬に比べて暗い星が多いらしく、星座を結ぶには、暗い場所が最適だという。
この屋上じゃ、若干街の明かりがまぶしい気もするけれど。
星を見るぶんには、これぐらいで。
それに今日は二日月。
星の観察日和ってやつじゃね?
南の空に、ひときわ明るい星が輝いている。
あれはなんだろうな。
本をぱらぱらっとめくり、秋の章を開いた。
あれは、秋の空で唯一の一等星。
みなみのうお座のフォーマルハウトだね。
そしたら、あっちの星は、ミラかな?
北には、Mの文字が見える。
これはボクも知っている。カシオペア座でしょ!
そしたら、えぇと……、あれが北極星になるだろうか。
本と空とをにらめっこしながら、夜の闇が今よりもっと漆黒だったころを思う。
今よりどのぐらい、闇は濃かったのだろうか。
ボクが見ているこの星空も、今よりずぅっと明るく鮮やかに見えていたに違いないよね。
大空一面に、星を繋いだ絵を描いた太古の人々の想像力の豊かさに、ボクはしばらく思いを馳せた。
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