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「おはよー」
「おはよっ、テスト期間ももうちょいの辛抱だよねー」
朝。
口々に交わすクラスメイトとの挨拶のなかで、ふと重なる視線。
心臓がとくんとはねて、それにつられるように視線が揺らぐ。
なにか、伝えたいことがあるような気がするのに、まるで指の隙間から砂がこぼれるようにもどかしい。
もちろんそれが声になるはずもなく。
「おはよーさん」
ボクはにっと笑って軽く手を上げ、挨拶した。
自分の席に向かいながら。
あるいは、彼に背を向けながら。
(どうしようもないなぁ、ボクは。)
頬の熱さを自覚して、情けなくて苦笑い。