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at 02:57:56 │EDIT
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「うん。さみしい」
そんなふうに、友だちの呟いた一言に、ボクははっとした。
己のそういう感情に対しては、ボクはすぐにダンマリを決め込んでしまう。
それは、もう、幼いときからのクセみたいなもんで、
甘えることがニガテなボクは、マイナスな感情をたとえ自覚したとしても、できるだけ気づかないフリをしてやりすごすようになっていた。
だから、口にする瞬間は、もはや手遅れ。
まさしく、臨界点突破と呼ぶに相応しいもので、
そうなると──自分で言うのもなんだけど──ちょっと(いやかなり)厄介だ。
ボクも、そうやってすぅっと自然に「寂しい」といえたなら。
今とは違う自分になっていたんだろうか?
だからこそ、ちゃんと口に出して言える君が、
ボクには少しまぶしかったんよ。
でも、もう少し待っておいで。
きっと近いうちにその寂しさは、霧が晴れるように、消えちゃう日がくるから。
それまでは少し、楽しい夢の話でも、ボクと一緒にしていよう。