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at 23:34:31 │EDIT
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夜。
二人で逢うのは、もう日常の一コマだ。
ボクが授業終了のチャイムと同時に、彼に何も言わずに教室を飛び出していったことを心配して、恭一は「驚いたぞ」と言った。
一緒に帰る約束はしてなかったし、それから ── 海がどうしても見たくって…。理由をなんとなくごにょごにょと口の中で言っていると、
「トワヤが吹っ切れたのなら、それでいい」
と、何かしら察してくれているみたいでも、ある。
けれど、やっぱり、心配かけちゃったよなぁ。
一緒に行こう、って、連れ出せば良かったんだろうか。
今そう思ったところで、後の祭りだけれど。
「僕も今度、海を見に行きたいな」
そう言う恭一に
「じゃあ今度は、一緒に見にいこう。プチデートだね!」
そう言ってボクは、少しはにかんだ。