忍者ブログ

Hermitage

PBW「シルバーレイン」のキャラクター、渡月・トワヤ(b63279)の日記。この世界をご存知ない方はブラウザバックをお勧めします。

[PR]

  posted by at 14:48:23 │EDIT
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

"Shall we dance?" "Yes, I'd love to."

  posted by 渡月・トワヤ at 22:52:25 │EDIT
運動会の熱気も未だ冷めやらぬ校庭。
…まぁ、熱気が冷めないのは当たり前かもしれない。

なにしろ校庭の真ん中では盛大にキャンプファイヤーが催されていて、その炎は夜空を焦がすのではないか、と思うほどの勢いで燃えあがり、ボクらを照らしているのだから。


去年の後夜祭。
まったく興味がなかったボクは、運動会が終わるとさっさと自室へ帰ったのだった。
だから、後夜祭がここまで盛大に行われていたなんて、知る由もなく。

キャンプファイヤーで踊った二人はカップルに…なんていう噂があるのも今年知ったこと。
そういわれてみれば。
去年の運動会の後に彼女が出来た友だちに馴れ初めを聞いたら
「気になってたから、フォークダンスに誘って…」なんてことを、言っていたっけ。


そして、今年。
恭一が一緒にフォークダンスを踊ってくれないかな、と誘ってくれた。
嬉しいような、恥ずかしいような…。
差し出された手に、そっと重ねる手。

「リズムに合わせて足を出せばいい」
そう言って、ボクにしか聞こえないように耳元で、右、左、と足運びを教えてくれる。
正直、恥ずかしがってる余裕なんてなかった…!
音楽に合わせて足を出すことだけで、もう必死なんだって!
(しかも超へっぴり腰…)

フォークダンスなんて初めて踊るから…などと、言い訳をしていれば
うっかり足を出し間違え、慌てて引っ込めた瞬間。
「……っ」
繋いだ手に走った、一瞬の緊張。
「わわ…ごめん!足踏んづけたよな!?」
こういうときに足を踏むのは、ベタな展開だけれど。
ますます慌てるボクに、恭一は「大丈夫だよ」と笑ってみせてくれた。

「時間はまだ、あるんだ」
恭一の声に、ボクは少しずつ、落ち着きを取り戻す。


フォークダンスって本当は、順繰りなのかもしれないけれど。
ボクらは、音楽が終わるまで、ずっと手を重ねたままだった。


──頬が熱いのはきっと、キャンプファイヤーが照らしている所為だからね。
PR
COMMENT[0]
Comment form
  • コメントは投稿フォームです。
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

 ※編集時に必要です。
 ※チェックすると管理者へのみの表示となります。
 

TRACKBACK []
Trackback URL
  • この記事のURLとトラックバックURLです。
  • 必要に応じてご使用ください。
この記事のURL▼
この記事のトラックバックURL▼
Calender
03 2026/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
Profile
HN:
渡月・トワヤ
性別:
非公開
366 days
BarCord
Search
----