今日、ふとした折に耳に挟んだ話。
「予祝」
という言葉があるそうだ。
現在では、良いことがあったからお祝いをする、というのが常識だけれど、昔は「良いことが起きたのは、予め祝っておいたからだ」という発想があったそうで、事柄に先んじてお祝いの席を設けたりしていたそうだ。
たとえば、田植え祭。あれは、苗を植える時点で豊作を祝っておく行事なのだそう。
「神さま、今年も豊作にしてくれてありがとうございまーす!」
とまぁ…先にお礼を言われちゃったら、神さまだって、もう聞き届けてあげるしかなくなるよね…と思うのは、ボクの浅はかさだろうか。
とまれ、それはどこかしら祈りにも似た願いなのかもしれない。
それほど大仰なことではないのだけれど、
スケジュール帳に記す予定も、予祝みたいなものなのだろうかと、ふと思った。
まだ、本決まりでなくても、待ち遠しい予定は待ちきれずに書いてしまうし、書くことによって、
心の準備が出来、心と身体がそれに向けて動き出すのを感じる。
「強く望めば、必ず叶う」
という、ボクの好きな言葉に通じるものもある気がする。
まだ先のことで、詳しいことはまだなにも決めていないけれど。
ボクの心を反映しているかのようなさくら色の付箋を取り出し、それに"f"とだけ記して12月のページに貼り付けた。
それから、何度もページを開いて見ては、自然とやわらぐ表情。
心は、少しばかりソワソワしつつ。
── All because of you.
こうして。
これからの毎日が、たくさんの予祝としあわせな記憶で埋まっていけばいい。
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