posted by 渡月・トワヤ
at 17:17:17 │
EDIT
ガッコが終わると、家路を急ぐ。
春の日射しは、どこまでもうららかで、
でも、ボクの心は、どっかが寒い。
家に急いで帰るのは、
今ンとこ、結社にも入ってねーし、
引越しの荷物も(そんなにないけれど)片付けないといけないから。
ふっと、足を止めて、苦笑った。
──なんだ、今の言い訳は。
自分の心の内は、誰よりも自分が一番良く理解っているというのに。
ここ数日来で、はっきりと気づいた想い。
ぼんやりしてると、そいつはとたんに頭をもたげてきて、ぼくを埋め尽くす。
そのたびにボクは、違うそんなんじゃないと打ち消した。
毎日、楽しくやってるじゃないか。
バカな話もたくさんしてるけど、
いろんなことを調べては教えてくれたり
まだ慣れない学園生活の相談に乗ってくれたり。
それに、毎日、あんなに楽しそうに笑ってくれてるってぇのに。
──これ以上望むのは、身に余る。
今のままで、いいんだろ。
自分に言い聞かせて、
どこまでも高く青い空、渡って往く風を見た。
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