posted by 渡月・トワヤ
at 12:57:47 │
EDIT
本当は70になったら、って考えてたんだけど…
なんとなく、ひらめいちゃった。
そうするともう、居ても立ってもいられなくなっちゃうんだよ。
今日はガッコはお休みだけれど、ブーメランやお願いごとを記した紙なんかを抱えて、屋上の百葉箱に投げこんだ。
部屋に戻り昼飯を済ませると、何か本でも読もうかと本棚を漁っていた。
テーブルにはお決まりの、ジンジャーティー(はちみつ抜き)が湯気を揺らしている。
カタン
小さな乾いた音がした。
この音は……!
思ったより早い!
ボクは浮足立った。
紫陽花会館はもともと雑居ビルだし、テナント(もしくは住居用)の郵便受けは1Fのエントランスにあるのだけれど、ドアにも簡易型のがついていて。
……...(何か思い出したらしい)
ま、まぁ、いいや。
ボクは完全に浮足立ち(たぶん軽くスキップしていたかもしれない)ドアへと急いだ。
はたして、郵便受けには学校の名前や所在地が印刷された茶色い封筒がひとつ。
このガッコにはいってから、この光景を何度見ただろうか。
何度体験しても、やはり手にするときにはドキドキしてしまうのだけれど。
封筒の中にはカードが1枚。
それを手に取り「イグニッション!」ボクがつぶやけば、カードは輝く白銀の月へと変わる。
その名は「宵月-冴-」
しんと冴えわたる冬の夜空に浮かぶ白い月の、その輝きをこの手に降ろして。
PR