忍者ブログ

Hermitage

PBW「シルバーレイン」のキャラクター、渡月・トワヤ(b63279)の日記。この世界をご存知ない方はブラウザバックをお勧めします。

[PR]

  posted by at 00:59:53 │EDIT
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

will

  posted by 渡月・トワヤ at 22:43:50 │EDIT
運動会の終わった校庭。
キャンプファイヤーの炎が上がれば、「わぁ」と歓声があがり、恒例のフォークダンスの始まりだ。




ボクはいち早く彼を見つけ、彼が人ごみの中で、きょろきょろしている姿を見ていた。(いつ気づくかな~)なんて考えて些かにまにましながら。
彼がボクに気づくと同時に、ボクはひときわ明るく笑って手を振り「ここだよ、だいち!」と存在アピール。
彼もぱっと顔を綻ばせ、ボクの元へと駆け寄ってくれる。
「トワヤ~。一緒に踊ろう♪」
彼の言に頷く代わりに。
差し出された手に、手を重ねた。
「リードはできないけどな」
そう言って照れ笑う彼だけれど、それは謙遜と言うものだろう。実際、踊っている間じゅう、二人の足がもつれることは一度もなかった。上手にエスコート(もしくはフォロー)してくれるのがいかにも彼らしさというもの。
「そんなことないよ」
ボクは彼ににっこり微笑みかけ、彼に動きのすべてをゆだねている。
「それにな──」
彼のリードが上手かろうと下手だろうと、それはボクにとって瑣末なことだった。
「ボクはだいちとこうして踊りたかったんだから、それを叶えてもらえて、ボクは幸せだよ」
つまりは、そういうことだ。
ボクは彼と踊りたかった。
忙しい時間をやりくりして、ボクの元へと駆けつけてくれた彼。
彼のその想いに、ボクは胸が熱くなる。


キャンプファイヤーの火に照らされて、じわっとした熱が目を覆う。
ボクは炎から少し目を逸らし、光と闇の溶け合うあたりで視線を泳がせた。すると踊る人の輪の中に、寮のセンパイカップルの姿が見えた。
さすがに堂に入るというか、板につくというか。二人の呼吸はここから見ていてもぴったりのようだ。

彼らの睦まじさはボクの憧れだ。
たとえ、ボクらはボクらの世界を二人だけの色に染めあげるとしても。
ボクらもいつか、あんなふうになりたいな、って思うんだ。

PR
COMMENT[0]
Comment form
  • コメントは投稿フォームです。
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

 ※編集時に必要です。
 ※チェックすると管理者へのみの表示となります。
 

TRACKBACK []
Trackback URL
  • この記事のURLとトラックバックURLです。
  • 必要に応じてご使用ください。
この記事のURL▼
この記事のトラックバックURL▼
Calender
03 2026/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
Profile
HN:
渡月・トワヤ
性別:
非公開
366 days
BarCord
Search
----