posted by 渡月・トワヤ
at 17:08:11 │
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ほんの些細な会話のなかで、時折
あ。
と思うことがある。
誰でもそうだと思うのだけれど、
想いを言葉にすることは、とても難しい。
思ったことはわりとすぐに口に出すボクだって、そうだ。
時が満ちるのを待つようにボクの胸でじぃっと息を潜めているさまざまな想いを言葉にするには、ボクの語彙は少なすぎて。
考えていることの半分も出せていないと思う。
たとえばそれは、ボクが「こうだったらいいな」なんて思うこと。
ボクのそんな夢想を知るはずもない彼が「こうしたい」と言ってくれることがあって、そんな時、ボクらは互いに繋がっているんだな、と思う。
あるいは、ボクが上手に言葉にできなくて、少し悲しくなっちゃうとき。
彼はボクのズレた言葉たちをそっと受け止めたうえで「俺はこう思うよ」と話してくれる。
彼がそうして言葉にしてくれたものは、ボクが迷わせてしまった想いの本来の居場所と等しくて。
所詮、ボクらは他人同士だから、全部同じワケなどない。
けれど、出逢って間もないころからそういうことがたびたびあった。
それは、ボクが望んでいたことと、彼が望んでくれていたものが似ていたからだと思う。
あ。
ほら、また。
(ボクもそう思ってたよ)
ボクが言葉にする前に彼の口から紡がれた、同じ言葉。
こころのうちがわを擽られたみたいになったボクは、
ただただ嬉しくて、はにかんでしまうばかり。
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