posted by 渡月・トワヤ
at 17:00:22 │
EDIT
──残すところ、あと一日となった。
まぁ、やるだけのことはやってきたのだし、自分を信じるしかない。
うん、ボクならやれる。ともう一度自分に言い聞かせて。
終了後に会場からぞろぞろと出ていく人たちは、白い息を吐きながら早くも散り散りに。ほとんど知らない者どうしなのだから、まぁ、会話など(できる心境でもないだろうし)当たり前といえば当たり前なのだけれど。
今日はことさら、風が強い。
会場から吐き出された人たちの波から少し後れをとるためにボクは立ち止まり、空を見上げた。
色の抜けた青。
千切れた厚い雲が流れていく。
冷たい空気に晒されて、あっという間に、鼻の頭が冷たくなっちまってた。
ふと鼻をくすぐるコーヒーの香りに、ボクは顔を上げる。
寒いときにはやっぱり、温かいものを飲みたくなるのが人情ってモンで。
ボクの視界の先にはチェーンのコーヒーショップ。
ボクはふらりと立ち寄った。
温かいコーヒーを飲んだら、寮に帰ろう。
PR