posted by 渡月・トワヤ
at 23:59:59 │
EDIT
今年の初詣は、寮のみんなとお伊勢さんへ行った。
けれど、彼は都合がつかなくて一緒できなかったんだよね。
一緒に初詣したかったなぁ…と思ってたボクの目に1枚のチラシが留まり、教室の中からの話し声で(盗み聞きするつもりじゃなかったんだけど)、初日の出がどーの、という単語が聞こえてきた。
あっ、そっか!
初詣じゃなくて初日の出にだって、充分ご利益はあるんだよな(確か)!
ボクは良いことをひらめいた(そしてそれは往々にして、言うほどたいしたことでもない場合が多い)子供みたいに、ほゎぁと顔を蕩けさせながら鼻歌混じりで寮へと帰り、彼の部屋に遊びに行く。
「というわけで、一緒に初日の出を見に行かないか?」
嬉しそうに言うボクに、彼は一瞬絶句し、
「初日の出…?」
となぜか曖昧に笑った。
しかしすぐに「いいぜ、一緒に行こう」と快く応じてくれ、ボクは、「ありがとう!」と満面の笑み。
ただ、彼が返事に淀んだ一瞬の間と、その後笑うのを堪えているような彼のどこか微妙な表情が引っかかったボクは、「ん?」と傾げて少し考える。
…。
あっ!
「うぉぉぅ!初日の出じゃなくて、普通の日の出だっ!」
年明けからもう、何回も日が昇ったというのに"初"ってなんだよ!とセルフツッコミ。
自分のアホさ加減に我ながらビックリしつつ、てへ、と笑ってごまかすしかないボクだった。
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