posted by 渡月・トワヤ
at 17:15:59 │
EDIT
建国記念日の土曜日はなんだかちょっと損した気分だが、まぁそれは別の話。
ボクはとあるショッピングモールを歩いている。
三日後に控えたバレンタインに贈るプレゼントを買うためなんだけれど。
見事なまでにどのお店も、赤やらピンクのハートが飛んでいて、こうなるとどこも同じに見えるから不思議。
…うーん、まいったな。赤やピンクのハート。
そんなモンじゃ伝えきれない気がして、ボクは頭を掻いて少し苦笑いする。
目に見えないこの気持ちを形にするのって、ホント難しいや。
──けれど。
ボクはふぅ、と息を吐いてすとんと肩を落とすと、人でにぎわっているフロアへと、果敢に飛び込んだ。
服なんかの買い物では「あれもいいなー、これもいいかも!」って目移りしちゃって優柔不断になっちまうんだけれど、今日のボクは一味違う。
伝えたい想いは一つだけ。
真っ直ぐに見つめるものがあれば、目移りなどするはずもない。
そりゃもう早いうちからどんなものにするかだけは決めておいたのだ。
あとは純粋に、ボクの望むもの(あるいはそれに近いもの)を見つけるためだけに時間を費やせるというわけ。
強く願えば、必ず叶う。
今まで何度も反芻してきた言葉。
「願えば叶う」と言ってもそれは「果報は寝て待て」といった受け身なものじゃないとボクは思っている。
心に強く願うということは、自分の目線や自身のすべてを、常にその願いに向かわせるようにしていくこと。道を拓きその道を伸ばし続けていくためにこそ「心に強く願う」んじゃないだろうか。
だって、目が向いていれば取る行動も無意識・意識にかかわりなく、そちらへ向かうんだもん。「あぁ、あっちは危ないなー」と思いながらスケートしてると結局そこにぶつかってしまう、みたいな?違うかな、まぁいいや。
だから。
今日は、ボクが望むものが、絶対に見つかる。そんな気がするー!
寮への帰り道。
ボクの足元に影を長く伸ばしたオレンジの光はあっという間に、山の向こうへと消えていった。
西の空には一番星がキラキラ。
ボクは鼻歌混じり。
足取りも軽く、この道を歩いてゆく。
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