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Hermitage

PBW「シルバーレイン」のキャラクター、渡月・トワヤ(b63279)の日記。この世界をご存知ない方はブラウザバックをお勧めします。

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  posted by at 10:11:29 │EDIT
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ちょっとそこまで♪

  posted by 渡月・トワヤ at 22:40:44 │EDIT
先日、バイトをリベレーションした。

理由は単純で、プールで見かけた隕石の魔弾がカッコよかったからなんだけれど。
でも、そうすると、今の服では心もとなくなってしまった。
彼から誕生日にプレゼントされたものだったから大事なものに代わりなく、どうにかやりくりできないかいろいろ試してみていたものの、なんにでも限界というものがある。
その頃から比べたら、随分とボク自身のレベルもあがっていたこともあり。

まぁ、そんなこんなで、ボクは服を新調することに決めた。




いつもそうだけれど、新しいことに取り掛かる時って、すごくワクワクして楽しい。今回もどんな服にしようかなぁって考えている間、ボクはたぶんにまにましていただろうと思う。
いろいろと検討してみた結果、ナチュラルな洋服かパジャマがベストだという結論にたどり着き、彼の多大なる協力でパジャマを手にすることができた。
しかし、そこで問題が発生する。
ボク自身、パジャマで出歩くのには抵抗があるからだ。
たとえ「出歩く」のが基本ゴーストタウン内、イグニッションした後の話であり、その姿を目にするのは(パジャマや水着で出歩く)事情を知る仲間と、ボクのパジャマ姿を冥土の土産にするゴーストだけだったとしてもだった。

でも、今よりもっと毅くなりたかった。
彼がボクを守ると言ってくれたように、ボクも彼のチカラになりたい。
「俺の背中を守ってくれよな!」
彼が笑いながらそんなふうに言ってくれたのだ。
ボクはその言葉に力強く頷いた。
彼がより安心して前を向いて戦えるよう、もっと毅くなる。
だから、自分の中のラインと折り合いをつけるため、脳みそをフル稼働。

うーん。
こんなに頭を使ったの、受験以来かもしれないな(←




そうして夜半、ボクの手許には1着の服が届けられた。
厚手の、しかし肌触りの良いTシャツ素材で作られたマキシ丈のワンピース。
色は彩度低めのシーグリーン、裾からは天へと伸びる木蓮の枝が白く染め抜かれている。いわゆるワンマイルウェア仕立て。
これなら何処に着ていったって恥ずかしくないよ。
色も柄も、どちらも大好きなものだから、なおさらに。
ボクは嬉しくなって、その服をぎゅーっと抱きしめ緩んだままの頬で頬ずりする。

あぁ、なんて素敵な服だろう!
ボクは早速いそいそと袖を通すと、一番に見せたくて彼の部屋のドアを叩いた。
「ねぇ、見て見て!」
そうしてボクは、彼の前でくるりと華麗なターンを決める。
彼は微笑んで、
「そのパジャマ、似合っているぜ!」
と言ってくれた。
「だいちのおかげだよ。ありがとう!」
とお礼を言うことを忘れはしないけれど。
「けれど、これはパジャマじゃない!」
ふん、と鼻息荒くボクは胸を張って。

その後、寮のぐるりを散歩しに、ボクはそのまま出掛けるのだった。
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