posted by 渡月・トワヤ
at 23:59:59 │
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白い封筒が手元に届いた。
エンボス加工の模様が入っているやつだ。
そういえばボクはエンボスのでこぼこした感触が好きだったのだと、
その封筒が届いてから暫し、無意識で封筒をなでていて気づいた。
ふと我に返り、躊躇なくぺりっと糊を剥がす。
中の手紙はもう封を開くまでもなく、待ちに待っていた招待状だったのは明白なのだけれど。
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発端は、男子スイーツ部だったのかな。
たしかバレンタインのころに、まいおからそういう話をちらと聞いたのだった。
「トワヤさんも時間があれば遊びにおいでよ」
そう誘われてはいたものの、男子の輪の中に飛び込む勇気が当時の自分にはなくて、お呼ばれできなかったのだ。
今度はフルるんも一緒に。
まいおがいろいろと裏で手を引いていた(!?)ようなので、それに甘える形で今回、お邪魔することにしたのだ。
場所は、海を見下ろす丘にある古い洋館。
招待状にはきちんと地図が同封されていたおかげで迷うことなくたどり着くことができ、ありがたかった。
未だ、人の手が入っていない庭。
今、ここからは見えないけれど、ガラス張りの温室もあるそうだ。
ボクは花を育てるのは、正直言ってニガテ。
眺め、香りを嗅ぐのは好きなのだけれど。
いただいた招待状の雰囲気ですでに、グラーレアには好感を抱いていた。
心配りしている感じや、真摯な雰囲気が、なんとなく伝わってきて好きな感じを受けたのだ。
直接会ったら、なお、その直感みたいな好感は確かだったと納得。
まいおが溺愛してるのも(変な意味じゃなくてね!)頷ける。
リーヴァもまた、ボクと時を同じくして招待状を受け取り、入団していた。
学年も一緒だし、なんとなく親近感。
グラーレアのボケ(?)を軽くスルーするスキルはすごいなぁ。
ちょっと男子率多いのだけれど、皆優しそう。
外国の男子って、こういうのがデフォなの?
いずれにしても、男子スイーツ部が発端だというのが正しいのであれば、
お菓子作りなんかの体験(シナリオ)があったら、皆で参加できたら楽しそうだよね。
それにしても、外国人の名前に変なあだ名をつけるのって、
慣れてない所為か難しくて、普通に呼んでしまった自分がちょっと切ない…
今からでも考えてみる…
グラたん(違う意味に…?!
リヴァっち…(バでなくヴァがポイント
とまれ、これからどうぞよろしくなっ♪
posted by 渡月・トワヤ
at 00:00:00 │
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修学旅行先の沖縄はずっと良い天気だったから、鎌倉へ帰ってきたときの、まつわりつくような湿度を含んだ空気に思わず眉根を寄せた。
さっきまで居たのが、冷房がガンガン効いた電車内だったから、と言うのもあるかもしれない。
空を覆うのは、どんよりとした雲。程なく一雨きそうな予感。
(主にまいおから強請られていた)土産は先に宅配便で送っておいたので、行きも帰りもさほど荷物の量に違いはなく、けれど毎晩同室の子と消灯時間が過ぎてからが本番!とばかりに話し込んで夜更かししたり、日中は日中で遊び倒した所為か、プールから上がったときみたいに、全身を気だるい倦怠感が包んでいた。
ガラガラガラ…とキャリーバッグを引きずって、ボクはまっすぐに紫陽花の咲くエントランスを目指した。
「あ、おかえりなさい。」
エレベーターが来るのをボンヤリ待っていると、背後から声をかけられた。
フルるんだった。
「そういえば、修学旅行だったのですよね。沖縄、どうでしたか?」
ふるるんはボクのバッグに一度視線を落としてから、ボクを見て微笑んだ。
「うん、とっても楽しかったよ! 天気もずぅっと良かったし」
彼女の笑顔に応えるように、ボクもにっこりと笑った。
居住階に着くと「それじゃ、またあとでね!」と一旦別れて自室に戻る。
というのも、フルるんから、後で部屋に遊びに来ないか、と誘われたからだ。
ちょうどいい。バッグの中には、紅芋タルトを一箱入れておいたので、それを手土産にしよう。
4日間締め切っていた部屋は、独特の熱気が篭っている。これはたまらない。
ボクはまず、ガスコンロの上の換気扇を回してから、部屋の奥の窓を開け放った。
天気は思わしくないけれど、幸いまだ雨は降り出していないし、篭っている熱気に比べたらずいぶんマシなんだもの。
「ふぃぃ~」
床に両足を投げ出して座ると、もはや汗なのか湿気なのか、足と触れる床がペタペタしていて、少し居心地が悪い。
うぅむ。いっそ麻かイグサのラグでも敷こうかなぁ。少し部屋の雰囲気も変わるかも…
そこまで考えて、ボクははっとする。
毎年、夏を迎えるたびに、ほぼ同じことを考えていることに気づいたから。
今年もきっと、買おうかな…って思うだけで、実行に移すことはしないだろう。
じっと耐えていれば、夏の暑さなんて、そのうち和らぐから。
さて。
空気もばっちり入れ替わったことだし、ぼちぼちフルるんの部屋に遊びに行こうかな。
ゆらゆらと、カップから湯気が立ち上っては、空気にほわんと溶けていく。
カモミールの、りんごに似た少し甘い香りがかすかに鼻腔をくすぐる。
「エントランスの紫陽花、今年も見事ですね」
フルるんがふと思い出した一言で、
あぁ、そうだ。フルるんがここに越してきてから、ちょうど1年が経つのだなぁ…と気づく。そうしてひとつを思い出せば、芋蔓式に次々と戻ってくる記憶。
彼女は去年が修学旅行で、行き先は沖縄だったこと。
土産に貰った雪塩ちんすこう、紫陽花会館の屋上で、仲間と一緒に食べたこと。
くるくると場面が変わるように思い出すことたち。
「また、皆でのんびりお話したいですね」
フルるんがまた、ポツリと呟く。今まさに、嘗ての紫陽花会館の面々を思い出していたボクは、仕切りなおすと言ったままにしている屋上(自分は時々、今でも屋上に上がり、空や風を眺め過ごしていたけれど)を思って、申し訳なくなったけれど、フルるんには別の思惑があっての一言だったらしい。
「実は」
彼女が言うには、ともだちが海の見える丘に建つ家を借り受けて、仲の良い者同士で集まれるよう、色々と準備をしているそうで、フルるんもそこに誘われているということだった。一足先に、まいおも行っており、準備を手伝っているそうな。
「わぁ、良い話じゃないの」
程よく冷めたカモミールティを一口飲んで、彼女の背中を押すようにボクは笑う。
「それで」
話は、だか、そこで終わりではなかった。
フルるんは、ボクにも、良かったら一緒に行かないか、と言ってくれたんだ。
まさかの展開!
「え?ボクも一緒してもいいの?」
びっくりしちゃって、多少口をパクパクさせたボクを見て、フルるんは少し恥ずかしそうに笑いながら頷いた。
「えぇ、その方が楽しいと思うんです」
そして、一人で飛び込むのは勇気が要るから、ボクも一緒だと心強い、とも言ってくれて。
そこが彼女のやさしさなんだと思う。
そのやさしい気遣いが嬉しかったりして、ボクは少しばかりうへぇ…と破顔し、頭を掻いた。
新しい隠れ家とか、新しい出会いとか。
ともかく新しいものには期待が付き纏って。
その期待はいつも、ボクをうきうきさせるんだ。
posted by 渡月・トワヤ
at 23:59:59 │
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沖縄は、連日晴れ模様!
ボクは日焼けすると黒くならずに真っ赤になってヒリヒリし、その後白く戻るタイプだから、今回のこの旅行、日焼け止めを携行している。
というのも、修学旅行の行き先が沖縄だと決まったと、母に電話で話した途端
「トワは真っ赤になっちゃうから。強力な日焼け止めをちゃんと使いなさいよ」
と、何度も言われたのだ。
最近は、紫外線が強くなったとかなんとか、母も気にしてるみたいだし、
ハイハイ、って適当な返事をしてたら、ムキになっちまうし。
(半分面倒くさくなっちゃって)なのでおとなしく言うことを聞くことにして、ちょっと奮発してガッツリ効きそうなヤツを買っておいたんだ。
1日目は、琉球硝子の体験教室。
蜻蛉玉でアクセサリーを作るコースとグラスを作るコースとがあって、ボクは後者を選択。
ちょうどというかなんというか。
以前、ワールドティーパーティで一緒したアスさんがいたので、ご一緒させてもらったのだ。
ボクが作ったグラスは、青から緑のグラデーション。
(工房の人の手も借りて)気泡もいくつか、封じ込めた。ボクが想像した通り、いやそれ以上に沖縄の海さながらの仕上がり。
最初の1杯には、やはり無色の水か…サイダーとかもいいかも!
2日目は、やんばるの森へ。
LKの仲間も一緒だったので2人組に分かれてカヌーに乗り、マングローブの林を抜ける。
嵐のあの強気加減はどこから来るんだろうか。
心強いなぁ…なんて気楽に構えすぎてたのか、嵐の空回りか。
見事にひっくり返るボクらのカヌー。
ま、まぁ…この天気で、すぐに乾いたから良かったが!
カヌーって、足を伸ばして乗るから、まるで水面に座っているかのよう。
地上とはまた違って、なんだか不思議なカンジだったなぁ。
3日目の今日は、特に予定を決めないで市内をプラプラ。
今から土産を買っても、荷物が増えるだけだし(明日は五十鈴たちと国際通りを闊歩する予定だしね!)
さーて。
なんだか眠くなってきちゃったし、そろそろ寝ようかなぁ…(ふわぁ、と大あくび
posted by 渡月・トワヤ
at 22:33:56 │
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結社の仲間と出かけた森の中。
まるで、民話の中の一コマのような、ひとつの絵。
彼のその哀しみが、雨を降らせているのだろうか。
それとも、この雨粒は、憎しみの形なのだろうか。
●心情
この場所で、どんな想いに囚われてるというのだろうか?
怒りなのか、悲しみなのか。
それとも、憎しみなのか。
いずれにしても、こんな想いを抱き続けていては、
ただただ、辛くなるだけ。
早くラクにしてあげよう。
●特殊空間に足を踏み入れたら
後衛に位置取り。
間違っても、地縛霊や大鳥の攻撃範囲に入らないように、
仲間への浄化の風が届くギリギリの範囲を見極めよう。
できるだけ戦闘場所全部が見渡せる場所まで下がったら
魔弾の射手を発動して、まずは自己強化。
●行動
仲間のうち2人がBSになったら、浄化の風によるBS回復。
それ以外はブーメランによる援護射撃に回るよ。
視野が狭くならないように心がけること。
仲間から後方を任せてもらえる信頼感を感じつつ
「背中を任せてもらえるって、嬉しいことだな!」
鉄太にも適宜指示は出す
「鉄太、もうちょい下がンなよ」
けれど、基本は自己判断を優先してな。
「清浄なるつむじ風、ボクらを包んで」
浄化の風を追い風のように吹かせよう。
●攻撃順位
大鳥>青年
援護射撃のときには、前衛の動きを良く見ること。
ここぞ、という時には、炎の魔弾を飛ばす。
●戦闘終了
雨、止んだ?
彼の想いが雨を降らせていたのかな…
彼にもボクらと同じように、護りたいものがあったんだろうか。
今となっては、もう知る由もないけれど、
あの鳥の背に乗って、自由な風のように空を翔けていてくれたら良いなぁ。
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アビリティ:
魔弾の射手×4
浄化の風奥義×8
炎の魔弾×4
武器: 機械仕掛けの三日月
武器: ハヤテ
防具: レベル51レインコート ←雨降ってるだけに!
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活性化は、前衛同士を優先してもらって、
こちらは、回復仲間の鉄太と、対BS能力に期待される嵐を。
視野は広く、視野は広く(大事なことなので2回言いm(ry
posted by 渡月・トワヤ
at 07:45:53 │
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昨日から始まった中間テストのため、それなりに教科書とにらめっこしているせいで、目が疲れてる。
一夜漬けに似たこともやってるので(ごくたまに息抜きで小説を開いてしまうけど)
しぱしぱする目をこすりながら、ガッコへの道を歩いていた。
キラキラ、というか、ちらちら、というか。
そんな寝ぼけ眼を刺激するような、ビビッドなピンクが視界の端を横切った。
「…ん」
なんだろう。まぶしさにいくらか目を細めそちらに顔を向けると、民家の石垣を這うようにしてその花は満開を迎えていた。
この花。良く見かけるなぁ。
ボクは足を止めた。
松の葉に似た少し厚みのある葉がぎっしりと石垣を覆っている。
はなびらは、ハッキリとした鮮やかなピンクでありながら不思議と温度を感じさせないような質感。
(きっとこのはなびらに触れたら、瑞々しさでヒンヤリするんじゃないかなぁ。)
ボクはこの花を見るたびに、そう思ってしまうのだ。
今日のテストが終わったら、部屋に帰って花と木の名前の本を見ようっと。