posted by 渡月・トワヤ
at 13:27:35 │
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ガッコからの帰り道。
昨夜の雨で、桜がだいぶ散ってしまったようだ。
まだしっとりしているアスファルトに、薄桃色のじゅうたん。
春の陽気に当てられてなんだかぼんやり過ごしてるうちに、新学期が1週間過ぎていた。
木蓮もいつの間にか散っちゃって、枝の先には柔らかい黄緑色の若葉がカオを覗かせているし、ミモザも花が落ちているし。
(今年こそ、ミモザの香りを嗅いでやろうと思っていたのに…!)
派手に枝を伸ばした連翹の脇を通り過ぎ、街路樹の下に植えられているツツジがちらほら咲きだしているのを横目で眺めた。
民家の石垣をシバザクラが覆い、花蘇芳の鮮やかな濃いピンクが視界にちらり。
軒先のプランターにはチューリップやムスカリ、プリムラなんかが植えられている。
こういうのを百花繚乱って言うんだな。
雨の後だからなのか、外気は花弁にふれたときのように少しひんやりとして。
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posted by 渡月・トワヤ
at 09:40:34 │
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夕闇迫る公園でのできごと。
(PLより)
遅くなってしまってすみません。
よろしければ、確認をお願いします
:::::::::::::::::::
年上:下の名前+サン付
同級以下:名前の呼び捨て
●心情
家族を亡くしたことには同情するけれど、
だからとて他の存在でそれを埋めようとするなんて、間違ってるよね。
連れてかれる子供の親にも、自分と同じ気持ちを味わわせてしまうってことにももう気づけなくなってるのかな。
そんな哀しみの連鎖は、ここで終わらせちまおう。
●到着したら
子供を怖がらせたら台無しだから、ボクは子供の相手はしないよ。
適材適所っていうじゃない。
●戦闘
ボクは後衛に位置取り、魔弾の射手で自己強化したら、
バッドステータス回復と攻撃支援に集中する。
アビは積極的に。っつーよりガツガツと。
バッドステータスが2人以上になったら、浄化の風にて回復する。
あとは、前衛の攻撃にあわせて、炎の魔弾で援護射撃。
アビが切れた場合には、射撃にて。
間違っても前に出ない。
●戦闘後
皆、お疲れさま。
子を想う親のきもちって、死をも超えちゃうもんなのかなぁ。
ボクには良く解らないけれど…
天国で子どもに再会できてればいいなって思うよ。
あぁ、夕焼けがとっても綺麗だね。
:::::::::::::::::::
以上442文字。
●使用するアビリティ
術式 浄化の風奥義 ◆◆◆ ×8
術式 炎の魔弾奥義 ◆◆◆ ×4
気魄 魔弾の射手奥義 ◆◆◆ ×4
posted by 渡月・トワヤ
at 16:42:17 │
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今度ボクが行くのは、泣いている小さな子供に引き寄せられる自縛霊が現れるという公園。
そこは、戦時中に空襲によって焼き野原になったいわくつきの場所なのだそうだ。
残留思念は、その時に子供を失い、自身も時代の大きなうねりに呑まれれしまった母親のものではないかという話だった。
ボクは思う。
自分の子供を失った哀しみってのは、学生のボクらがいくら推しても解るものではない。
冷たい言い方だけれど、実際の身に起きなければ本当に解るなんてことないんだと思う。
その哀しみに寄り添うことはできるかもしれないけれど…
薄い水の膜を通して観る物語のように感じてしまうんじゃないかなぁ。
だからって、それが許されるわけじゃない。
新たな哀しみが生み出されるまえに、
その存在に気づいたボクらが、終わりにしてあげるべきなんだよね。
ボクら能力者が、できることをする、ってこういうことじゃないかな、って。
posted by 渡月・トワヤ
at 15:08:14 │
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春の風のような、淡い緑色のラインの便箋が机の上に広げられていて、
開いた窓からの涼しい風に、ひらひらと揺れている。
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さやかへ。
元気にしてるか?
こっちは今日から新学期が始まったんだ。そっちもだっけか?
銀誓館学園ってめちゃくちゃデカいから、キャンパスがあちこちに点在してんの。
去年は星宮ってトコだったんだけど、今年は神楽山キャンパスってとこになったよ。
どっちも綺麗な名前だろ?
他にも瑠璃堂とか~…あとは漢字が読めないし書けないキャンパスがたくさんあるんだ。
しかし、ボクはたぶん、まだ学園全体を把握していない。
まぁ、なんとかなるさ。
新しいクラスには、あいにく見知った顔は一人も居なかったけれど、また新しい繋がりになると思えば、これもまた一興だね。
座席は廊下寄りで日当たりはないけれど、後ろから2番目だったよ。
…良いのか悪いのか、よくわかんないな。
昼寝してたらバレるかなぁ。
あいかわらず、左右の席は空いたままだけれど、
なんと今回は前にクラスメイトが座ってる!しかも女子だぜ女子!
(うわ、男子みたいな台詞を吐いてしまった)
1年のときは、一番前だったということを差引いても、周囲に誰も居なかったから、超ウレシイ!
授業中に手紙回したりしたい!
中学ンときも、何度かさやかとは手紙飛ばしあったりしたよな。
あぁ、懐かしい。
もうそっちは桜が満開?もう散っちゃったかな。
中学校の坂の桜並木は、見事だったよね。
毛虫はそのぶん、すごかったけれども…!
夏休みにはそっちに帰れたらいいなって、思っているけどバイトのシフトがどうなるか、わかんねぇな。
ともかく、時間がとれたら、会いたいね。
そっちの近況も教えてよ。返事待ってるぜ。
それじゃ、またな!
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「…んー。」
夢を見ていたのか、はたまた気道を圧迫していたのか。
自分の変な声に少しびっくりしたボクは、がばっと身体を起こした。
まだ目は半分閉じたまま、ぐるりと部屋を見回す。
あれガッコ…ガッコ行ったっけ?
机の上に広げたままの手帳の日付は、4月5日。
新しい席の場所が書き込まれているところを見ると、ガッコに行ったのは夢ではないらしい。
窓から流れ込む風は、ひんやりと頬を撫でるけど、
午後の光は柔らかく窓から床に落ちている。
時計を見ると、午後3時を少しまわったころ。
あぁ、今日は始業式がメインだったから、午前中でガッコは終わったんだった。
帰ってきて昼ごはんを軽く済ませ、さやかに手紙でも書こうかと…
えぇと、どこまで書いたっけな。
机に広げたままの便箋を手に取り、ボクはさらっと目を通した。
最後の方はなんて書いたか、ホントに記憶がなかったのだ。
なんとか最後まで書ききってるし、ミミズの這った字ではないし…、いいや、このまま出しちゃえ。
便箋をたたんで封筒に仕舞ってから、最近買ったシーリングスタンプ(留めた部分にワックスをたらしスタンプを押して封印するやつ)を施した。
これこれ、これを使ってみたかったんだよねー!
ようやく念願叶ったボクは、ふふっと笑って封筒を掲げて、四方から眺め満足げに頷いた。
よし、これを投函ついでに散歩にいこうっと。
posted by 渡月・トワヤ
at 21:12:06 │
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(無事に!)進級が決まったと、ガッコから連絡が来た。
通知を開いて中身を確認する。
えぇと、ボクは~…今度もまた8組。あ、でもキャンパスは、神楽山ってところだ。
1年のときの星宮といい、神楽山といい、綺麗な名前だよなぁ。
この1年で、知り合いや友だちが結構増えたし、誰かとおんなじクラスになったら楽しいかな。
いやもう、贅沢は言わない。同じ8組なら、どこだっていいや!
(そしたら、運動会のチームが一緒になるんだったよね!)
ついぞこの前、「このクラスは最高だったね!」と五十鈴と話をしたけれど、
新しいクラスもまた、楽しい友だちがたくさん出来るといいなぁ。
それでも、席順なんかは、5日にならないと判らないみたい。
あ~、もうちょっとで春休みが終わるってことだけど、せめて新しい席も居眠りがしやすい日当たりの良い席だといいなぁ…あ、廊下側もいいな。チャイムと同時に学食へダッシュして、人気で品薄のパンを買うのだ。
うーん、神楽山。
神楽山…かぐらやま…かぐやま…(思考が違う方へ行きかけたようだ)
神楽山キャンパスってどの辺だろ?
新学期早々、迷って遅刻ったりしないように、天気が良けりゃ明日あたりにでも、新しいキャンパスに一度散歩がてら行ってみようっと。