[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
── ピンポーン
ドアのチャイムが鳴った。
こんな時間に誰だろう?
訝しげにドアを開くと、まいおが立っていて。
……突然の静寂。
正確に言うと、防波堤に当たって砕ける波の音は何事もなかったように続いていたし、汽笛の音も、時折響いていたから、静寂なんてものではないんだけれど、それまでに響いていた音が凄まじかった所為で、ぷっつりと無音の中に漂う感覚に襲われた。
そして徐々に、規則正しい波の調べにあわせるように、勝鬨は上がりはじめたのだ。
ボクは不覚にも攻撃を食らってしまい、魂が肉体を凌駕することすらなく倒れていたけれど、生命賛歌の効果でまるで眠りから覚めるように、意識を取り戻し身体を起こした。
まだ、擦り傷や強かに打ちつけた痕が痛むけれど、これも程なく治まるだろう。