posted by 渡月・トワヤ
at 23:59:59 │
EDIT
「じゃじゃーん!」
一人で過ごしているにも関わらず、
思わずそんな、効果音が口から零れる。
本棚の一番下。
大きい棚から取り出したのは、「ほしのずかん」
PR
:::::::::::::::::::
つい先日、書棚の整理をしていて、ダブって買ってしまった本が数冊(も!)あったのに気づいた。
自分のドジさを呪いながら、趣味が趣味だけに友人にあげるのも気がひけたボクは、咲乱センパイのアドバイスに基づいてガッコ帰りに、とある古本屋へ足を運んだ。
買い取りの計算を待つ間が手持ち無沙汰で、ぷらぷらと店内を物色。
幾つかの棚を巡った末に、児童書のコーナーらしき場所に辿り着いた。
こんなナリのボクはちょっと似つかわしくないなぁ…なんて思いながらも、小さいころに読んだ覚えのある絵本や児童書が並んでたりしたのがちょっと嬉しくて、懐かしいなぁ…とついついそこから離れられないでいたのだ。
そうして並んだ本の中に、「ほしのずかん」の文字。
すこし前に、屋上から眺める星空が綺麗で、星の図鑑が欲しい、と思ったばかりだ。
…これって、運命の糸って言うんだよね!?
ボクは思わず「おぉ…」と小さく声をあげながらその本を取り出した。
それは、手にずっしりと重く、立ち読みするには、あまりにも不向きな本である。
構うものか。
ばさっと広げ、中を眺める。
漢字ひとつひとつにルビが振ってあるのは、さすがに小学生用だからだろう。
星座にまつわる神話がピックアップされ、最初の数ページは、見開きの絵とともに星座の成り立ちなどが説明してあった。
小学生向けの内容なだけあって、わかり易く説明がされているのが嬉しい。
本をぱたりと閉じて値段を見る。
さ…300円!?
この驚きは、独り言となって漏れていたかもしれない。
結局、売りに出した本の金額より足が出ちゃったけれど、悪くない買物だったと思う。
部屋に帰って、着替えもそこそこ、本を開いた。
今日も天気が良い。
月はぼちぼち満月を迎える頃合で、星を眺めるには些か明るすぎるかもしれないけれど、さっそく今夜、この本と温かい缶コーヒーを携えて、星の観察としゃれ込もう!
posted by 渡月・トワヤ
at 15:30:57 │
EDIT
昨夜目をつけていた依頼は今朝が予約の締め切りだった。
まだ参加人数に余裕があったし、どうしても受けたい依頼ではなかったから、ボクは慌てず、そのまま眠った。
今朝は、9時集合の野暮用があったので8時半には部屋を出た。
頭の片隅には件の依頼のことがあったけれど、まぁこればっかりはどうしようもないもんな。
なるようにしかならんのさ。
:::::::::::::::::::
結局、午前中いっぱいはその野暮用で潰れたものの、午後からは晴れて自由の身!
部屋で昼食を済ませた時に、ふっと先の依頼のことが脳裏を過ぎった。
時計を見ると、13時を超えている。
…こんな時間だし、もう参加枠は埋まってるだろうな。
そう思ったものの、とりあえず確認もせずに諦める性分ではないから、教室へ向かった。
そしてボクは、6番目の枠をゲットしたのだ!
教室からの帰り道。
天気も良く、依頼を受けることに決まった高揚感から、いつもの通学路からちょっと足を延ばして遠回り。
散歩もして帰ろうと思い立ったのだ。
とある寺の境内。
風はだいぶ冷たいけれど、日差しは本当にぽかぽかと暖かく、良い気分。
こういうのを、小春日和って言うんだよね。
参道を登りきり、見晴らしの良い場所を見つけ、ボクは上着を脱いだ。
色が抜けた空は高く、雲がない。
山粧う。遠くに見える山肌を覆う木々は、赤や橙・黄色に染まって早くも傾きかけた陽を浴び、淡く輝いているかのようだ。
うーんと大きく空へと伸びをして、ぴゅうっと海側から吹く風を浴びると、やはり肌寒く感じる。
ボクはまた、上着を羽織った。
さて、帰ろう。
くるりときびすを返し、元来た道とは違う道を下っていくと、道端の植え込みに鮮やかな紫を帯びた桃色がちらりと覗いた。
あんなところに、なんだろう?
時折、路傍の植樹にゴミを置いていく輩がいる。
こんな場所にまで、そういうのが居るのか…とため息混じりに歩を進めてみると、ボクの思惑は、どうやら外れたらしい。
その鮮やかな紅紫は、季節はずれも良いところ、サツキの花だったのだ。
あ?こんな時期にサツキ?
ボクはわが目を疑って、2・3度目を凝らして見つめてみたけれど、やはりどう見てもその花はサツキで、しかも1輪ではない。
今日みたいなぽかぽか陽気で、もう春が来た、と勘違いしちまったのかな。
なんだか可愛いや。
ボクはにっこり笑うと、部屋までの道をまたのんびり歩き始めた。
posted by 渡月・トワヤ
at 23:59:59 │
EDIT
新しい服が届いた!
これで、もう、北風もへっちゃらだい!(ほくほくして学生証を眺めている
posted by 渡月・トワヤ
at 23:59:59 │
EDIT
雨の後だから?
空気が澄み渡り、空には雲ひとつなく
三日月より少しだけふくよかになった月が空に浮かんでいる。
その明かりはまっすぐに、ボクのいるところまで届いて。
しんと冷える夜。
吐く息はもう、白いのだ。
ゼンから貰った毛布は、今日も大活躍!
毛布に包まってベンチに座り、コンビニで買った肉まんを頬張って、ホット烏龍茶のペットボトルを抱き締める。
おひとりさまプチ星見会。
冬は、空気が乾いて大気が透明に澄み渡るから、星空がとても美しい。
あっ。
オリオン座だ!
あんまり星空の知識ってないけれど、どうして、オリオン座はすぐ判るんだろうか?
目を凝らせば、小さい小さい星たちが寄り集まったように見える場所もあって、え、もしかして星雲が肉眼で見れるのか!?と興奮してみたり、カシオペアのWの字も見つけて、嬉しくなったり。
あぁ、今度星座の本を買おう。
星座早見板みたいなのがあれば良いなぁ。
ふふっと破顔して烏龍茶を飲み干したら、部屋へ帰る頃合だ。
つま先が、こんなにも冷たくなっちまってらぁ。
posted by 渡月・トワヤ
at 16:12:23 │
EDIT
うーむむ。
人生って、プラスマイナス、うまくできているよなぁ…
なんて思うことがあって、屋上で空を見上げていた。
先日、ゼンに風邪をひいた話をし、ゼンも気を付けろよと言いたかったところで、
「…渡月さんのことですから…薄着で長時間、屋上で空を見てたんじゃ…?」
と、半ば呆れたような怒ったような、不思議な表情で図星を突く。
ボクはただ「うへへ…」と笑って誤魔化すしかなかった。
そしたら今日になって
「…屋上へ行く時には、コレを一緒に、持って行ってくださいね」
と言って、肌触りの良い毛布をくれたんだ。
(…えぇと、これ、電気毛布…屋上にコンセントなんてあったろうか?
ともかく肌触りは至極良い。
「ありがとう!」
ボクはゼンに、にっこり笑ってお礼を言った。
さて、コンビニでホットの缶コーヒーを買い、さっそく毛布を抱えて、屋上へあがり、空を眺める。
缶コーヒーをカイロ代わりにし、毛布でぐるっと身を包むと、とってもあったか。
これなら何時間でも屋上に居られるね!