posted by 渡月・トワヤ
at 22:52:20 │
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ザク、ザクと雪を踏みしめる足音。
それから、時折遠くから聞こえるのは、名も知らぬ鳥の鳴き声。
30人以上の道程。
なのに、風の音までがヤケに大きく聞こえる、ある意味不気味な静けさがボクらを包んでいる。
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躓かないようにと視線を足元へ落としていたら、そのまま思考が悪い方へ悪い方へと向かっていった。先の不透明さ、これから行われることへの緊張状態が、ボクを気弱にさせているのは明白で。
ああ、まずいな…と思った瞬間、カンちゃんの声が耳に蘇った。
「顔をあげろ、前を向け。ってね」
ボクははっとして、顔を上げる。
いつだったろうか。
なんでそんな話題になったのかすら思い出せないけれど、彼と座右の銘の話をしていた時のことだ。
あの時ボクは彼の言葉に
「それ、良いねー。前向きー!ってカンジ」
と笑った。彼も「どうせなら、前向きな方がいいかなと思って」と少し笑い、つい後ろ向きになってしまいがちな自分を鼓舞するためなのだと言っていたっけ。
仲良くなった切欠ももはや思い出せないほど長い付き合いだけれど、一見クールなくせに実際はアツい(と思う。だってあんまり見せてくんないから)彼を、ボクは何かと頼りにするようになっていた。
自分にもし兄ちゃんが居たらこんなカンジかもな、という類の。
ボクは内にある不安を振り払うようにぶんぶんと頭を振ると、前方を行く案内人の背中へ視線を移した。
他人が聞いたら「覚悟が足りない」って呆れられちゃうのだろうか。
「どうせなら、前向きな方がいい」
彼の言葉同様、いつ、どんな時でも、ボクは自分の心に明るい光を灯していたいと思う。
何か心を晴れさせることを見つけ、笑顔で居たい、と
できるだけ、心を軽やかに保っていたい、と願う。
ほら、空はこんなにも青く美しいのだ。
出発前に、自分ができると思ったことは全部やった。後悔はない。
後は、仲間と自分とを信じるだけだ。
胸を張れ。
目線はあげたまま、ボクは乾いた冷たい風に晒され引き攣れる頬を引き上げて、笑顔を作った。
もうすぐ決戦の地。
生きることへの強烈な願望は、絶対に手放してやるもんか。
希望という名の灯火は決して絶やさぬように。
──何が何でも、生きてやる。
posted by 渡月・トワヤ
at 00:26:25 │
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── そっちの様子はどうだ?
少し遠い、電話の向こうの声。
「そっちの様子は、どうだ?」
そう訊ねられて初めて、空港から宿泊先までの間…さらには日本を出てからこっち、ほとんど何も目に入ってはいなかったと気付いた。
「んー…」
実は飛行機にも乗ったことがなかったボクは、内心めちゃくちゃ緊張していたんだと思う。
「…あたりまえだけど、寒い」
そんなだったからなにも思いつかず、出たのは身も蓋もない科白。だけれど恭一は「そうか」と言って少し笑い、ボクの身体を気遣ってくれる。
何か伝えたい気がして言葉を探すけれど、うまく言葉が紡げないのは、
まだ伝えちゃいけないからなのかもしれない。
一緒に居れば穏やかに感じられる言葉のない時間も、電話口ではやっぱりちょっと落ち着かない。
「明日も早いから、そろそろ休もうと思うんだが」
彼の言葉に、離れた距離を実感する。
日本では、おやすみの時間なんだね。
こっちは夕方の光が窓から満ちはじめるところだよ。
またね、と言って電話を切り、部屋へ戻って荷物をゴソゴソほどきはじめる。
自分が決めたことだから、泣き言を言うつもりはない。
気を紛らわすために、ちょい笑える漫画も持ってきたもん…!
…そういえば、恭一が言ってた焼き物って、どんななのだろうか。
観光で来てるわけじゃないから、名所とか特産品とかあまり調べてなくて、さっぱりわからない。
あっ。
空港とホテルのロビーに置いてあったリーフレット。
そういうのはすぐ持ち帰るクセがあり、今回もほぼ無意識で持ってきていたのを思い出したボクは鞄からそれを取り出して眺めてみる。
もし、帰る時に余裕があれば空港の免税店でも…
おぉ?空港はショパンのフルネームなのか…!
パンフを見ていて初めて気づく、そんな自分に苦笑い。
空港の免税店でも、帰りに見てみよう。
……覚えていたら、だけれど。
(なにぶん初の海外で、正直見た目以上にチキってんだよ…!)
posted by 渡月・トワヤ
at 16:26:15 │
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今朝から降り続いている雨は、午後になって雨脚が弱まった。
だけれど、変わらず空に立ち込める雨雲が陽光を遮り、景色からは色を奪っている。
街はまるで灰色の絵の具を溶かした水槽の中に沈められてしまったみたいだ。そのせいだろうか、街全体が息を潜めているように感じてしまう。
だけれど気温はもう、立春のころのような、凍てつく寒さはなくなっている。
それが証拠に、ボクはもうマフラーぐるぐる巻きもしてないし、コートも薄手のものに変えている。
恭一と並んで歩きながら、
「今日は暖かいね」「もうすぐ春がくるね」って笑いあう。
普段あまり表情が出ない彼も、ボクの前では、良く笑ってくれる。
それが嬉しくて、ボクの笑顔も増えていくし、
きっと恭一も、ボクが笑うと嬉しいんだと思う。
だからボクたちは、たいてい笑顔で過ごしてる。
たまに思うんだ。
どうしてボクらはこうして、一緒に居られるんだろうか、と。
大事にしたいと想っていたひとから、同じように想われれることって、すごいことだ。
(その言葉を口にするのは気恥ずかしいけれど)奇蹟だって、呼べることなんじゃないだろうか。
いつまでも、きみの笑顔を護りたい。
だから、ボクは。
posted by 渡月・トワヤ
at 23:36:27 │
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たたき台っぽいものです。
18日のAM8:30が、プレイング送信期限。
がんばって成功させましょう…!
2/16 23:35
↓
2/17 08:21 戦闘時の手順一部加筆、撤退条件修正
↓
2/17 17:46 修正
2/18 00:20 最終、かな。
(明朝は出発前に覗ければいいなと思っています)
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◆心情
神殺しの大顎…さすがにデカいな。
でもボクらなら、やれるさ!
◆方針
4チーム編成、扇形の陣形
2手まではゴーストウルフ殲滅を優先
次手以降はフェンリル撃破優先へシフト
倒しきれなかったゴーストウルフは範囲攻撃に巻き込む
◆C班メンバ
前衛:八雲・吹雪・迷惑
中衛:神谷・藤堂
後衛:クリス・陵・渡月
◆戦闘
開始合図はヘリオンサイン「Go」
チーム全員の動きが把握できるよう最後尾へのポジショニング。
前衛へ風が届く場所が立ち位置の目安。
攻撃初手はジェットウィンドを使用
ゴーストウルフの足止めを狙う。
メンバ同士纏まったり一直線になってしまぬよう
「鋭敏感覚」を駆使して皆の動きに注意し、積極的な声かけを。
『大丈夫だ、できるだけ散らばって!』
術式射撃で前衛の攻撃援護
仲間が炎に包まれたら、冷静に浄化サイクロンで回復を。
『穢れを吹き祓え、科戸風…!』
◆使役(通称:あお)
初手はボクへの魔力供給
配置は前衛、オトリ斬りでフェンリルの注意を引いてみてくれ。
ナリは小さいかもしれないが、頼りにしているぞ!
◆撤退条件
15名が戦闘不能になった場合(使役含まず)
班間での戦闘不能者の把握にも笛を使用
C班は後衛のボクが笛(一人毎に1度短く)吹こう。
サポートの撤退合図が聞こえたら、
即、煙球を前方へ投げ知らせ
動ける者が負傷者を背負い、速やかに戦場から撤退。
◆勝利後
やったな!
と仲間と勝利を喜びつつきょろきょろ
世界遺産だし…ちょっと見てって良い、かな?
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以上、599文字。
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アビリティ
浄化サイクロン×8
ジェットウィンド×4
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装備はステシ通り
posted by 渡月・トワヤ
at 16:46:04 │
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■ 基本方針
4チーム編成
戦場へ着いたら、配置へつき各々強化
準備が整ったら、椎名サンのヘリオンサイン「Ready」「Go!」で攻撃を開始する
2T目までは、ゴーストウルフの殲滅を優先
3Tからはフェンリル撃破を最優先にシフト
倒しきれなかったゴーストウルフは、フェンリルへの範囲攻撃に巻き込む形で対処
■ 陣形について
<扇形>
各チームの前衛ラインが、フェンリルからほぼ同距離に位置どる。
中衛後衛はフェンリルを基点とし、放射線状に布陣。
メリット>
各チームの状況が把握しやすい
回復の重ねがけも可能か
チーム合流するなら、近いほうがいい
デメリット>
フェンリルからの攻撃範囲が特定されやすくなる
ゴーストウルフの初期配置によっては、難しい?
<陣形を決めない>
ゴーストウルフの初期配置にそれぞれチームが離れて布陣
メリット>
フェンリルへの攻撃が四方からなら、フェンリルのタゲも集中しにくいかも?
デメリット>
他チームの状況は見えづらくなる恐れ。
……ていうか、陣形はあえて明記を避ける……とか。
■ 撤退条件等
戦闘不能者が半数に達したとき
サポート要員に、笛を吹いてもらう。
動けるものが動けないものを背負い、速やかに離脱。←最重要
■合図
開始:ヘリオンサイン
コンタクトには、笛か。
撤退合図:誰が、どのように、いつ?
まだ、ある気がする…落ち着け。
何が、最善なのか?
…考えろ、考えろ。