posted by 渡月・トワヤ
at 03:43:49 │
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ボクには夢がある。
大きな声じゃ言えないし、
まだ口に出すのも、憚られてしまうけれど。
いつか、そうなったらいいな、って強く思う。
しあわせは、過去にはない。
今と未来にあるものだと言ったのは、果たして誰だったか。
ボクは、ボク自身の将来を夢見るとき、
胸が粟立って、しあわせを確信するんだ。
ボクのしあわせは、
ボクのゆめは、
ボク自身が決める。
それは、ボクの自由、そのものなのだと思う。
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posted by 渡月・トワヤ
at 17:00:46 │
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土曜日の午後。
予定も特になく、なんとなく足を運んだ図書館。
ここ1ヶ月ほど、借りたい本があって何度も足を運んだのだけれど、どういうわけかタイミングが合わずにいつも貸し出し中。
今日こそは…!
と勇んで向かった資料検索用のPCの前で、今日もボクは小さくため息をついた。
かといって、ここまで来て手ぶらというのもつまらない。
なんてったって、ここは本の海なんだ。
借りたい本がないのなら、新しい出会いを探せばいい。
(ちょっとだけ、博打みたい)
ボクはそう決めて、ふらふらとさまざまなジャンルの書棚を渡り歩いた。
…うっかり思想や宗教の棚に向かったときは、さすがにびっくりしちゃったけれど。
国内外の小説。
エッセイ。
詩や俳句、短歌。
美術や旅行関係。
児童文学もバカにできない。
ボクが小学校のころから知っている…実際はもっともっと昔から綿々と読み続けられてきた…物語には、やはりそれ相応の価値がある。
今日ボクが選んだ数冊の本は、
どれも読んだことがない…名前すら知らない作家のものがほとんどだ。
決め手は、装丁の雰囲気。
やさしくてあたたかい絵で美しく飾られた本は、手に持つだけでしあわせな気持ちにさせてくれる。
…ボクがそういう気持ちになっているから、かなぁ?
晩秋の夕陽は、つるべ落としだ。
図書館を一歩出て、風の冷たさに思わず首を竦めてしまった。
日中は暖かかっただけに、なおさら冷えるように思うのかもしれない。
うーん。
今日の晩飯は、茸とベーコン、根菜を使ってポトフを作ろう。
たっぷりのスープでコトコト煮ている間も本を読めるし…
きっと余るから、明日の朝も、また食えばいい。
うんうん!
自分の思いつきにホクホク顔で、ボクは家路を急いだ。
posted by 渡月・トワヤ
at 16:40:31 │
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エレベーターにて。
「R」を押す。
薄暗がりのエレベーターホール。
目の前の鉄製のドアを開けると、瞬間、ボクの額にかかった髪の毛を、突風が薙ぎ払う。
目を射る陽光のまぶしさと、その風の強さに、思わず瞳をぎゅっと閉じる。
いつもこんな感じで始まるボクの屋上時間。
ただ、いつもと違うのは、隣に恭一がいるということ。
昼休みに、弁当をつつきながら見上げた空の色が高くて、どうしても此処へ、恭一を連れてきたくなった。
放課後の予定は特に決めていなかったし、今日もまた、ボクのワガママに彼を付き合わせる形になったけど、もう、これがボクらのスタイルだと言い切っちゃって、良いかもしれない。
防水化工の施された緑色の床。
エレベーターホールの上部には給水槽が設置され、出口の左手の壁側にはベンチがおかれている。
「へぇ…此処が……」
恭一は、ぐるり見回して、ひとりごちる。
「眺めは抜群だろ」
フェンスまで駆け寄って彼を振り返り、
「風はちょっと強いけどね」
へへっと、満面笑顔。強く吹く風も、ボクにとっては心地よいのだけれど、彼には少しキツかったかもしれない。
「ああ。確かに眺めがいいね」
ゆっくりと歩を進めていた彼もそう頷いて、ボクの隣に立ち、遠く目を細めた。
彼の、手に触れる。
やわらかく手を繋ぎあう。
もう、ボクらにとって、なんの違和感も生まれない一連の仕種。ボクは、手のぬくもりに心から安堵する。
「いつか、此処からの夕陽の見事を、恭一と眺めたかったほよ」
「……そうか」
空は徐々に、オレンジのグラデーションに染まる。
ボクらは、オレンジに照らされる。
きみの空色の瞳にも、夕焼けが映ってる。
posted by 渡月・トワヤ
at 09:50:00 │
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運命予報されたのは、
山奥に出現した、ペンギンの妖獣。
…体長3m。
あのもこもこにぎゅってされたら気持ちいいだろうな…じゃない、すっごく痛いらしい。
おぉ、怖い怖い。
(背後より)
仮プレです。
相談内容によっては、もう少し手を加えるかもしれませんが、よろしければご確認くださいね。
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◆呼称
年上は「名前+サン」
同年以下は「名前」呼び捨て
一人称はボク、使役は「あお」と呼んでいます
◆準備するもの
山登りに適した動きやすい服
登山8点セットの、ヘッドランプ
◆心情
ペンギンて可愛い…はずなんだけどなぁ。
3mもあっちゃ遠近感も狂っちまうね。
被害を出す前に、然るべき場所へ返してやろう。
◆布陣
【前衛】黒瀬・芙美、白神・風優翔・真シャーマンゴーストシャドウ
【中衛】イクス・イシュバーン、藤原・十織
【後衛】七瀬・瞳亜、冷泉・香夜、生田・修、渡月・トワヤ、真ガンナー
◆戦闘
イグニッション後、後衛に布陣。
戦闘スタイルは積極攻勢。
「あお、頼むよ!」
使役からの魔力供給を受けたら、ジェットウィンドで足止めを狙う。
前衛の攻撃に合わせるように、ブーメランでの射撃。
BSにかかった仲間には、浄化サイクロンを発動。
「気高き科戸の風よ、巻き起これ!」
ただし、瞳亜や十織の浄化アビとダブらないように注意しておく。
◆使役
戦闘中は、ボクの傍を離れないように。
積極攻勢の戦闘スタイル。
まずボクへの魔力供給をしたら、制圧射撃を積極的に使用し、
アビリティが切れたら、通常射撃へ。
ボクの体力が半分以下になった場合には、祈りを捧げる。
◆戦闘終了
皆へ労いの言葉を。
あおの頭をなでながら
「お疲れさま、今回も頑張ってくれてありがとう」
イグニッションを解除。
「やっぱペンギンは、普通サイズがいいね」
と笑う。
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以上、581文字。
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◆アビリティ
浄化サイクロン×4
ジェットウィンド×4
◆装備
殯ノ笛・改
ハヤテ
Into the blue 他
posted by 渡月・トワヤ
at 00:05:59 │
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今夜も冷えこんでいる。
ミルクティでもご馳走しようかと思い立ち、台所に立って鍋に湯を沸かしていた時。
「あ、そうだ。お湯を少しもらえるかい?」
背後からの恭一の言葉に、若干首を傾げつつも、
「うん、良いよ。どれぐらい要る?」
返事はしたものの、何に使うのか、ボクはさっぱり見当がつかなかった。
「カップ2杯分でいいよ。」
このことばで、あぁ、と合点がいった。
「それから、カップももらえるかい?」
「はいよ」
食器棚から、適当なカップを二つ、とりだして。
っと、鍋の中で、茶葉がいい具合にくるくると躍りはじめている。
湯とカップを恭一に任せて、ボクはまたミルクティに集中する。
香りが充分立ち上ったところで、ミルクをくるりと注ぎいれる。
吹きこぼれたら、台無し。
再度軽く沸騰させたら、火を止める。
……こんな風に、ふたりで台所に立つのって、なんだかちょっと意識しちまう。
「カップ温めるの、すっかり失念していたよ。ありがとうな」
ボクの言葉に恭一は
「前に従姉弟から、これが重要なんだって言われたんだ」
と微笑った。
次からは、ボクも気をつけよう。
せっかく恭一と過ごす時間のために作るのだから、より美味しい方がいいに決まってる。
そのための、ほんの一手間。
ミルクティが出来上がるころ、カップも程よく温まったようだ。
カップのお湯を捨てたらミルクティを等分ずつ注ぎ入れて、テーブルへ。
「恭一は猫舌?」
こんなことですら、ボクは知らないのだ。
もうずっと一緒に居るような居心地の良さがあってつい忘れちゃうけれど、こうして二人で居るようになって、まだ2ヶ月も経っちゃいないんだから、知らなくて当然のことなんだよね。
こうして知っていく些細なことが、ボクのなかで雪のように静かに、とても暖かく降り積もってく。
ボクはそれを、ひそかにしあわせと呼ぶ。