posted by 渡月・トワヤ
at 15:03:28 │
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今年も学園をあげて、大々的に南瓜仮装行列が行われるそうだ。
実際のところ、ボクはあまり、仮装には興味がない。
「踊るあほぅに見るあほぅ云々…」とは言うが、見てる方が楽しいものもあるのだ。
仮装といえば。
ちょうど去年の今頃は、Aviarioに入団したころで、狼の付け耳を付けさせられたんだっけな。
…懐かしいなぁ。
今頃、奏助サンや竜太サンは元気にしてるんだろうか。
ボクが入団してまもなく、気づけば解散していたあの場所。
結ばれたかに思われた運命の糸は、いともあっさりと解けてしまい、
あの場所を気に入っていたボクにとっては、なんとなく苦い思い出。
学年も違うし、なまじ学校がでかいだけに、そうそうバッタリ鉢合わせ、なんてこともなく。
きっとそのうち、彼らの記憶からも、ボクは消えてくんだろうな。
まぁ、すでに、消えているかもしれないということは否めないけれど…それはそれ!
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さて、今年の仮装行列。
自分がどうするつもりもないけれど、友だちが「どうしようかなぁ」なんて考えている姿を見るのは好きだ。
*SWEEEETed*の面々も、こういうことが大好きなだけに、ハロウィンはアツい話題!
結社でも、何かイベントをするんだって、まいおが言っていた。
ボクも、その手伝いをする気は満々だ。
いったいどんなイベントをするのかな。カボチャプリンとかケーキとか…
フルるんやハルカと(女の子チームで)一緒に作ったら楽しいかもなぁ。
楽しみを計画するときの人の顔というのは、とてもきらきらしていると思う。
話し合いに花を咲かせる友だちの顔を見てると、なんとなく幸福のおすそ分けをもらえたようでボクはうれしくなっちゃうから、少し離れたソファに座って、にこにことその様子を眺めている。
開け放った窓からは秋の風が、庭を横切って部屋へ滑り込む。
湿り気を帯びたやわらかい土の匂いを孕み、もうすぐまた雨が降りそうだと、ボクに告げる。
テーブルサイドのランプが、きらきらとした黄金色の光を放ち、ハロウィンの話し合いに華を添えているようだ。
…Aviarioを失ってから。
自分のホームとも呼ぶべき場所を探し歩いていたんだと、今になって思う。
気が付けば、*SWEEEETed*はボクにとって、とても居心地の良い大好きな場所になっていた。
お菓子の甘い香りと、コーヒーのにおい。
みんなの楽しそうな笑い声が、ランプの光にきらきら輝いて、
カーテンがやさしくゆれる
秋の穏やかな午後。
posted by 渡月・トワヤ
at 19:15:48 │
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庇を打つ雨音がする。
天気予報どおり、今日は朝から雨模様。
コインランドリーを回し、軽く掃除を済ませて、ゆるりと過ごす日曜日の午後。
ボクは床に寝転がって、図書館で借りてきた本を読んでいる。
本に限ったことではないけれども、第一印象って重要だと思う。
やっぱり、本ならなんでもいいというわけにもいかず、
どんなに内容がすばらしかったとしても、「あぁ、これはダメだ」と思う本にも、たまに出合う。
今回借りてきた本は、だから、開く時にはすごく緊張したんだ。
── 恭一と同じものを見て「良いね」って笑いあえたら素敵だって、思うからこそ。
しかし、先のボクの些かの不安など、いまやどこ吹く風。
こうして、ごろりと寝転がってリラックスし、物語の展開に心はやらせるボクがいるのが何よりの証拠。
規則正しい雨音につられ、瞼も徐々に落ちてきてしまいそうなほどだ。
ボクは起き上がって、ミルクで煮出した紅茶を一口飲んだ。
ミルクティに最適の茶葉を最近手に入れたモンだから、今はロイヤルミルクティに凝っていて、今日も他聞にもれず、心解ける甘い香りに包まれる。
それにしても、この甘い香りは、ミルク由来か、はたまた茶葉由来なのか。
今度、ストレートで飲んでみなくちゃ…だな。
カップをテーブルに置き、またボクは本へ手を伸ばす。
…どれぐらい時間が経ったのだろう。
はっと気づいて、頭を上げる。
本に手のひらを挟んで(!)、行き倒れるようにしてボクはいつの間にか眠ってしまっていたようだった。
部屋はもうすっかり暗くなっていて、とても活字を読めるほどではない。
時間を確認したくて、ケータイを手繰り寄せる。19時をゆうにすぎていて、驚いた。
ちょっと自分!
リラックスしすぎだよー!
posted by 渡月・トワヤ
at 16:44:21 │
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夕刻の図書館。
いつもなら、この窓からは、夕陽がオレンジ色の帯を伸ばしてくるのだろうけど、今日はあいにくの曇り空。
ボクは、手帳に書いた走り書きの作家を、書棚から探していた。
知らないことが、多すぎる。
そのことでボクは、しょっちゅうしょんぼりもしちゃうけれど、
だけどそれは、これから知っていくことの悦びがあるということの裏返しだ。
読書は好きだ。けれど、やっぱりどうしても、好きな作家に傾倒してしまいがち。自分のそういうところは、長所でもあり短所でもあるという自覚はあるから、できるだけ新しい風を取り込みたいと願う。
新境地開拓。
そのために、文芸雑誌に手を出したりもしてるんだけど、まぁそれは別の話。
この手帳の走り書きは、同じく読書が好きだという恭一と作家の話をしたときにしておいたもので、彼が良く読むという作家の名前が書いてある。
好きなことを話すときの彼は、見たこともない良い表情をしていた。
そんなカオで作品のことを話すから。
…ボクも読んでみたいって思うじゃないかー!(読書家魂燃焼中
とりあえず、彼の話から興味を惹かれたところで3冊。
元々自分の興味があるところを2冊。
この新しい世界が、ボクの琴線にも、触れればいいなぁ。
新しい世界を知るという時って、どうしてこうワクワクしちゃうんだろうね?
今にも雨粒が降りだしそうなどんよりとした曇天の下を歩く、歩く。
あぁもう!
早く読みたいよぅ!(地団駄
posted by 渡月・トワヤ
at 15:57:44 │
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明日は待ちに待ったピクニック。
今朝見た天気予報では、ボクの願いが届いたのだろうか、週末の天気は晴れだと伝えていた。
今まで必要がなかったから、当たり前といえば当たり前のことなのだけれど、ボクは自分の分の弁当箱しか持っていない。
でも……これからは、ふたりで出かけることが、きっと増えるから。
それならば、と小さなお重をひとつ、買うことにした。
とある雑貨屋に入る。
お重といっても、二人分のものだから、小さいものがいい。
それにしても、可愛いのが、たくさんあるんだなぁ。
色も形もさまざまで、なんだか目移りしちまう。
花の形をしたものや、ビタミンカラー、シックな色。キャラクターものもある。
…ま、キャラクターものなんて趣味じゃないから、どうでもいいんだけどさ。
朱地に小さなウサギの絵が描かれてるのは、可愛いなぁ。
こっちの、黒地にサクラの花びらが散らしてあるのも、悪くない。
蓋に鹿の子模様の入ったのも、シンプルでいいし、ナチュラルカラーのものはちょっとシックなカフェ風にも見えて、スタイリッシュで素敵だな。
うーん…迷っちまうなぁ。
お重を食べるわけじゃないんだし、なんだって良いじゃんと思う気持ちもどこかにあるけれど…
ちらちらと脳裏を掠める恭一の顔とお重とを見比べてる自分に気付いて、苦笑する。
恭一が満足してくれることが最優先で。
食器のひとつひとつにまでこだわりたくなるなんて。
でもこれって、いわゆる、おもてなしの心、というやつなのかもしれない。
まぁでも結局は「トワヤが選んだものならなんだっていい」って言うに決まってるんだけどな←
それも、そうだ。
やっぱり、自分が気に入ったものじゃなきゃ、使う時にも楽しくないもんな。果たしてそんなものが、長持ちするかっていう話。
結局ボクは、使った後は入れ子にできるという機能性を考慮しつつ、黒地に月を見上げるウサギの絵が描かれたものに決めた。
さて、次はスーパーで食材の調達!
メニューはもう決めてあるし、お重の大きさも決まれば、食材の量も決まってくるワケで。
あぁ、準備してる時間って、やっぱり最高にウキウキしちまうなぁ!
posted by 渡月・トワヤ
at 10:15:02 │
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コトンと眠りに落ちたあと。
目が覚めたら、いつもと同じ朝。
ボクはいつもと同じように顔を洗い、いつもと同じように朝食を摂り、いつもと同じようにガッコへ行く。
授業中はきみの背中を眺めたい放題。
ボクの授業中のひそかな、たのしみ。
ほしいものは、やさしい強さ。
今はまだ小さくて、弱いボクだけれど、
きみを護れる強さがほしい。
強がりだって、貫き通せば、いつかホンモノになるはずだと、
ボクはきみの背中に、にっこり笑いかけて、この幸福に観念する。
──きみに、ボクのすべてをあげよう。